オレオレ詐欺
最近はもう、゛オレオレ詐欺゛とは言わないのかな。
もしも、長らく連絡がとれていない息子から
「母さん、助けて」と、泣きながら電話がかかってきたなら‥
会社のお金を失くしてしまい、弁償しなくてはいけない。
お金を工面してもらえないだろうかと。
泣きながら電話してくるなんて、よっぽど困っているんだろう。可哀想に😢
よし、待ってろ。かぁちゃんがなんとかしてやる!
動揺して、息子の声が違うことにも、おかしな話であることにも気づかない。
久しぶりに、大事な息子に頼りにされた母は、息子のためならと、数百万円を振り込む・・・・もしくは取りにきた゛代理の人゛に渡してしまう。
‥この手の詐欺、今もまだあるんだろうな。
私が思うに、ここで重要なのは、娘ではなく、「息子」であるということ
一概には言えないけど(うちみたいなケースもあるし)、娘は離れていても頻繁に親と連絡を取り合う傾向にあるらしい。
その点、息子は何をしているのか、元気でいるのかいないのか、親は心配しかできない。
そんな時に、泣きながら「助けて」と連絡があれば、‥そら、助けようとするだろう。
そして、そんな息子ほど、
「母さん、なに騙されてるんだよ!しっかりしてくれよ!ボケてんのか?」と、母を責める。そんな馬鹿な。
私は、息子が就職して家を出るときに、こう伝えた。
「世の中のオレオレ詐欺は、ぜーんぶ息子に責任があるんだよ。もし、長ーく連絡がない状態の時に、泣きながら助けてと電話があったら、私は躊躇なくお金を振り込むからね。当たり前じゃん。それが詐欺ならあなたのせいだよ。あとで弁償してもらうからね。」と。
騙されてしまったお母さん方、自分を責める必要はないのです。