爆牌(2023年の自由294)
僕が今やってるっていうのもあるんだけど
「ふむふむ」
ネット麻雀って基本的にラス回避麻雀が多くなる。トップを取るよりラスを回避する方が主流になるんだ。要はラスのビハインドが大きい
「ですね。雀魂も上に上がって最上位の卓囲むとラス回避麻雀が主流になりましたよね」
んだね。でもリアの麻雀ではトップ取りを目指すのが主流だ。2万5千点の3万点返しが多いから、トップとるとオカの分トップが有利になる。点数計算ではそうなるんだよね
「なるほど」
だけど、ネット麻雀ではラス回避、順位維持が強めに出る
「ラスの回避が重要になる訳ですね」
そそ、ラスが事実上の場代払うようになる。雀魂とかはそうだったね
「ですね」
所がMJはトップのみ場代を払わなくていいっていうので、トップ取りのアドバンテージを出してる
「そうなんですね」
それプラス幻球争奪戦で、サシウマをやる感覚で打てる。それに、週替わりイベントも点数計算制だ。リアの麻雀に近い要素が入ってる訳だ
「なるほど」
最早、今は麻雀はネット麻雀が主流でEスポーツと言える。だから、ラス回避麻雀を否定する気はない。でも、やっぱりオーラスでは特段の理由がない限り、着順の上昇やトップ取りを目指したいんだ。僕は麻雀は九州でナシナシのリア麻雀で覚えたんだけれど
「ふふ。今はありありっこですよね」
そそ、ありありっこ。今更ナシナシで打てんよ。当時はナシナシの赤ナシで打ってたから、今と大分雀風が違う
「それはそうと大分感覚戻りましたよね」
んだね。前は爆牌打てる位まで読みの精度高めてた。そこにまだ追いついてはいないけど、色読み等の感覚は戻ったね
「爆牌って何?って話ですけど」
片山まさゆきさんのノーマーク爆牌党という漫画で、主人公のライバル役が使う技。強引だけど緻密な推理を進めていって、相手の余り牌で待って上がる。理論麻雀のある意味極点と言える技だ。作中では自摸牌までは読まないが、実際爆牌打とうと思ったら、山に何が残ってるかも読まないといけないので、作中のライバル役の技は実際には未完と言える。でも、実際頑張って読んでも、爆牌とか滅多に打てない。読めた時でもそんなに都合よくあまり牌で待てない。そもそも、山に残ってる牌で待つので自摸期待が大きい。爆牌は僕も一回あるだけだ
「相手の手牌って読めるものなんです?」
んんー手牌に十三牌ヒント、ドラ表示牌で1、各家の切り出しから自分の持ってる牌を差し引いて相手の手牌を一牌ごとに推理修正していく。これを死ぬ程やって、完全に嵌った時に打てるのが爆牌。今は色読みが完成してきた所だね。前程はまだ読めてない
「完成まで遠いですか」
そそ、ブランクもあるしな。落ち着いた打ち方して前とは別の事も学んでるから成長しているけど、前の領域までは読めないね。ネット麻雀は時間制限もあるし。慣れで瞬間で読めるようにならないと厳しい
「いずれ完成させる?」
僕の麻雀という物を確立したいね。まあ、課金せんですむように頑張りたい
「少しくらい趣味に課金してもいいと思いますよ?」
んんーまだ投資プラン建てて1年目だからね。出来るだけ節約したい
「おお、投資プランとな」
投資の方は後半よりも前の方で頑張れば頑張る程早く目標に達するので、前半頑張る必要がある
「投資は最初が苦しいんですよね」
徐々に加速していく。だからね
「ですです。高次元体の教えですね」
だよ