クエン酸回路の概要(2023年の自由134)

あー疲れた
1日で国家試験対策レベルまでやると疲れるよ
「お疲れ様。一個一個やっていきましょう」
化学物理はまともに齧った事ないし、並行して色々やっていくかな
「ん。ゆっくり終わらせていきましょう。目標は総合知のバージョンアップですから」
まあね。明日は月曜日で勉強進めない日。復習オンリーの日だね
「お休みもきちんと取った方がいいですよ?」
だね。明日はHGストライクフリーダムガンダムの続きやるかな
「ですね」
じゃあ、今日はクエン酸回路のアウトプット

参考文献ネットの色んな物
協力チャットGPT

〇クエン酸回路(概要)

クエン酸回路:
2C3H4O3+6H2O→6CO2+8(NADH+H+)+2(FADH2)

ピルビン酸が
酵素ピルビン酸デヒドロゲナーゼの効果により、脱炭酸と補酵素A(CoA)によってアセチルCoAに変わって、アセチルCoAとオキサロ酢酸が反応してクエン酸になり回る

2 ピルビン酸 → 2 アセチル-CoA + 2 CO2 + 2 NADH2 (CoA化)

ピルビン酸がアセチルCoAになる反応は、「ピルビン酸脱炭酸反応」と呼ばれます。この反応はピルビン酸デヒドロゲナーゼという酵素によって触媒されます。(TPP(チアミンピロリン酸が補酵素)(チアミンはビタミンB1)

ピルビン酸脱炭酸反応では、ピルビン酸から炭酸が脱離され、同時にCoA(補酵素A)が結合してアセチルCoAが生成されます。この反応は解糖系や有酸素呼吸の最終段階で起こります。具体的な化学反応式は以下の通りです:

ピルビン酸 + CoA + NAD+ → アセチルCoA + CO2 + NADH + H+

クエン酸回路

オキサロ酢酸+アセチルCoA→クエン酸→アコニット酸→イソクエン酸→aケトグルタル酸→スクシニルCoa→コハク酸→フマール酸→L-リンゴ酸→オキサロ酢酸

最初に生成されたクエン酸を酸化していく反応
一回転すると
2molのCO2が排出
1molのATP
3㏖のNADH NADH1㏖で2.5㏖のATP、2.5×3=7.5
1㏖のFADH2が生成FADH2 1㏖で1.5㏖ 
計10molのATP
×2回転
=20㏖のATP

解糖系で出来たのは2分子のピルビン酸だから×2

ATPとプロトン(大量)が生み出される

回路の過程でCO2が排出される

NADH2+やNADH、FADH2が出来る

これらは電子伝達系で使われる

解糖系、クエン酸回路、電子伝達系で身体を動かす為のエネルギーを産生している

糖新生や尿素回路、アミノ酸代謝などと連携を取り働いているのがクエン酸回路

反応の場所はミトコンドリアのマトリクス

脂質、炭水化物、タンパク質が分解されてアセチルCoAとなる

アセチルCoAからの反応は上記のとおりである

纏めると

〇オキサロ酢酸とアセチルCoaが縮合して

〇クエン酸
↓↑
〇イソクエン酸
イソクエン酸からプロトンが離脱してNAD+をNADH+H+にそしてCO2の排出

〇α・ケトグルタル酸
α・ケトグルタル酸からプロトンが離脱してNAD+をNADH+H+にし、CoAからCO2に変える(酸化的脱炭酸反応)(TPP(チアミンピロリン酸が補酵素)

〇スクニシルCoA
 でGDPからGTPに変え、そのエネルギーを使ってADPをATPへ

〇コハク酸
 酵素コハク酸デヒドロゲナーゼ(内膜に存在。この反応は基本的にマトリクスで起きるが。ここは内膜)の効果によりFADをFADH2 に

〇フマル酸

〇リンゴ酸
 リンゴ酸からプロトンが離脱し、NAD+がNADH+H+を作り

〇オキサロ酢酸
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これがクエン酸回路である

クエン酸回路で出来るのはあくまでもGTP(グアノシン三リン酸)である

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