時空の旅であった事2(存在力)(2024年のデルタ141)

んん-何書こうかな
「個人的に興味があるのですが、時空の旅で一番大変だった仕事はなんですか?」
あー地獄の解放かな。それと、存在力の秘密聞く人多かったね
「存在力の秘密とな」
そそ、時空を一個一個超えていったり、最終的に高次元人がどこに辿り着くかというと、『存在力の秘密』に辿り着くんだよね。地球で言うとエネルギーの秘密だね。(エネルギーの元を知れば無限に近いエネルギーを得る事が可能だから)宇宙統一とか(高次元も惑星とか恒星とかが浮かんでる空間を宇宙と呼ぶ。地球には他に適切な言葉がない為)、資源開発の最終的な壁は存在力(地球ではエネルギー)をいかに持つかで決まる

「成る程です。一定以上の勢力になると資源、所謂存在力がいかに多くあるかで趨勢が決されると」
そそ、まあ、ホメオスタシス取らなかった異端の進化だけど、拡張型の文明のあらゆる問題が『存在力の秘密』に辿り着くんだな

何故存在力というかというと、3次元の地球上には手頃な概念がなかった訳だ。三次元だと存在力はエネルギー一つしかないが、高次元に行くと他にもエネルギーのような軸があるんだよ。流石にエネルギーの秘密じゃ、高次元体達は困るんで地球語の当て字で『存在力』という造語を作って聞きに来てた

「うは。で教えちゃったんです?」

最初知らなかったんよね。流石に『存在力の秘密』を簡単に明かすと、あらゆる時空のパワーバランスが崩れるから、僕は知らなかったんだよ

僕を『神』や『メシア』だと思ってる連中はあらゆる手を使って、『存在力の秘密』を手にしようとした

「答えなかったんだ」
知らないんだから答えようがないさな。でもある程度落ち着いてから、僕の脳にビビッと『神』か『天界』が通達してね。『存在力の秘密』は明かされる事になる

「え、結局、教えちゃったんですか?」
うん。天界のカラオケ採点システムがカラオケ屋に置いてあって。(高次元体も言語がある以上歌がある)(その次元人にはそれがある事が見えない)『愛が全てさ。今こそ誓うよ。愛の限り、強く、強く』地球ではこの歌だったさな。これをある基準以上を満たして、歌い切れると、存在力の扉が開く仕組みだった。上手いだけじゃなく、脳裏に今までの事全てが浮かび、天界の採点基準を満たし、それでも『愛が全てさ。今こそ誓うよ。愛の限り、強く、強く』って本気で思って歌えないといけない

「愛が全てじゃないと開かない?」
そそ、前はそういう仕組みだったんだよね
「あら?変わっちゃった?」
だって、存在力の秘密とか軽々と明かす訳にいかないから。全てのパワーバランス崩れるからね。僕が明かしてからは変更されたよ。ただ、天界が『存在力の秘密』を独占してる訳じゃない。『愛が全て』と思えねば、存在力の扉は開かない。って事で、大半納得したみたい。まあ、高次元体は基本的にバカじゃないからね。簡単に手に入れば、パワーバランスが簡単に崩れると分かっていたというのもあって、その質問はなくなったかな

「存在力の秘密も結局明かしちゃったんですね」
まあ、僕の仕事だね。地獄の解放と存在力問題が一番きつかったかな
「ですね。お疲れ様です。アーメン」
アーメン

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