「内部統制」と「内部監査」何が違うのか
はじめに
皆さんこんにちは!内部監査監査チームの金田です。
REAPRAという事業投資会社(https://jp.reapra.com/)でインターン生として働いています。
現在内部監査チームでは、私たちが目指す『共創する内部監査』の概念を皆さんに知っていただくために、発信に力を入れています。
今回は、『内部統制』と『内部監査』の違いについて発信できればと思います!
「内部統制」と「内部監査」何が違うのか
『内部統制と内部監査って何が違うの?』
内部監査を初めて担当される方やIPO準備に取り組んでいる会社の方々はこのように感じたことがあるのではないでしょうか?
「内部統制」と「内部監査」言葉も似ていますし、インターン生である私もすごく混乱しました、、。
そこで、今回は「内部統制」と「内部監査」の違いについてお話ししようと思います!
まず、「内部統制」とは『業務の有効性と効率性、財務報告の信頼性、関連法規の遵守という目的達成に関して合理的保証を提供することを意図した、事業体の取締役会、経営者及びその他構成員によって遂行されるプロセス』と内部監査の代表的フレームワークである「COSOフレームワーク」で定義されています。
つまり、『図解雑学 内部統制』によると内部統制とは、企業が法令等を遵守し、有効かつ効率的な業務活動を行い、信頼できる財務報告を行えるような仕組みを社内につくりあげるプロセスであると考えられています。
一方で内部監査は『企業の事業活動を支援する活動』であり、『図解 一番はじめに読む内部監査の本 第2版』にもあるように、具体的には以下の2つのこと行っています。
・企業の中の組織や個人が方針やルールを守っているかを独立した第三者として確認する
・社内規程や業務マニュアル等のルールが現状と照らしてそもそも適切かどうか確認し、必要に応じてアドバイスを行う
内部統制と内部監査は密接にかかわっており、内部監査は内部統制の一部であると考えられています。
つまり、内部監査では、きちんと社内に内部統制のシステムがあるか、それが適切であるか・有効であるかをチェックしているのです!
参考:『図解雑学 内部統制』 / 『図解 一番はじめに読む内部監査の本 第2版』
おわりに
今回は、『内部統制』と『内部監査』の違いについて説明しました。
少しでも、『内部監査』についての理解が深まれば幸いです!
今後も、内部監査や私たちが目指す『共創する内部監査』についての発信を続けていきますので、是非フォローの方よろしくお願いいたします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?