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視野を広げた監査を!三様監査の重要性

はじめに

皆さんこんにちは!内部監査チームの金田です。
REAPRAという事業投資会社(https://jp.reapra.com/)でインターン生として働いています。

現在内部監査チームでは、私たちが目指す『共創する内部監査』の概念を皆さんに知っていただくために、発信に力を入れています。

今回は、三様監査の重要性について発信できればと思います!


視野を広げた監査を!三様監査の重要性

そもそも、【三様監査】とは、監査役・公認会計士・内部監査人の三者による監査であると定義されています。
なぜ同じ【監査】を行うのに、三つの主体がいるのか?と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、同じ監査であっても三者それぞれ担っている部分は異なります。そこで、それぞれの役割を『図解 一番はじめに読む内部監査の本 第2版』の内容をもとに説明していきます。

まず、監査役監査では、企業における意思決定に重きを置いています。具体的には、取締役による意思決定過程や内部統制の整備・運用状況などを確認していきます。つまり上位層を中心に監査を行います。

次に、公認会計士による監査は、財務諸表の正確性に重きを置いて行われます。その際に、内部統制を調べていきます。

最後に、内部監査人は、現場レベルでの監査に重きを置いています。具体的には、管理職者や担当者の業務内容が対象になります。つまり、中下層が中心となります。

このように、監査を行う際の観点に大きな違いがあることが分かります。そのため、三者の連携を進めることで、企業にとってもより視野の広い監査を実現することが可能となるのではないかと考えています。Reapra内部監査チームでも、監査役や公認会計士との連携を進めながら、企業にとってより良い監査を模索していきたいと思います!

参考
 出典:図解 一番はじめに読む内部監査の本 第2版
 著者:野坂晃史・仁木一彦・三好直樹
 出版社:東洋経済新報社
 発行年月日:2015


おわりに

今回は、『三様監査の重要性』についてお話ししました。

今後も、内部監査や私たちが目指す『共創する内部監査』についての発信を続けていきますので、是非フォローの方よろしくお願いいたします!


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