もっと頑張っていきたい
はじめに
皆さん、はじめまして
法政大学坂本ゼミ2年生の蔣春陽です。
今学期、坂本ゼミに入り、多くの課外活動に参加しました。これらの活動を通して、私は多くのものを得て、成長することができました。今回はこれらの活動についての感想をまとめたいと思います。
福島で被災地訪問と四倉小学校実習
今学期、ゼミと福島に行きました。初回は1泊2日で、1日目は震災の現場を見学して驚いました。私の故郷では、地震や津波といった自然災害はめったに起こらないので、あまり畏敬の念を抱いていないです。しかし、自然災害による惨状をこの目で見ることは、普段ニュースで見るのとはまったく違う体験でした。福島被災地の訪問では、2011年の東日本大震災の影響が今も残る現実を目の当たりにし、その地域の復興への努力を感じることができました。震災からの回復過程を見ることは、自然災害の恐ろしさと同時に、人間の回復力と絆の強さを実感させられるものです。被災地を見て、自然の抗いがたい力を感じました。と同時に、今を生きることの素晴らしさをかみしめました。
翌日、私たちは小学校の生徒たちがビデオを作るのを手伝いに、四倉小学校に行きました。意外なことに、生徒たちは自分たちが撮りたいものを明確に持っていました。四倉小学校の子どもたちとの映像制作は、実際にコミュニティに関わり、教育的な側面も含めた映像制作の実践機会を提供できました。子どもたちと共に作業を進める中で、教えることの喜びやコミュニケーションの重要性を学んでいました。
また、映像を通じて海外の子どもたちとコミュニケーションを取るという活動は、グローバルな視点と相互理解の重要性を理解できました。異なる文化や背景を持つ人々との交流は、視野を広げ、新たなアイディアや考え方を刺激できると思います。彼らと仲良くなる過程で、小学生が本来持っているはずの無邪気さや素朴な嬉しさを感じました。また、日本の小学校では自由な時間が多く、好きなことができるが、中国の小学校では宿題が多く、日本の小学生ほど自由な時間がない、という日本と中国の小学校の違いも学ぶことができました。その点で、異文化コミュニケーションの重要性を感じました。
えんぴつの会の見学
今学期、えんぴつの会で非常に有意義で深い学びがあったと感じられます。庄司匠さんとの連絡を通じて、自主夜間中学「えんぴつの会」の環境とその特性を理解し、インタビュー撮影を通して、学習者たちの生涯学習への姿勢や彼らの多様なバックグラウンドに触れたことは、学生にとって非常に貴重な体験だったと思います。
特に、学習者たちが互いに支援し合いながら各自のペースで学習を進める様子は、通常の学校教育とは異なる学びの形態を示しており、新たな教育観を学ぶきっかけになったというのは非常に印象深いです。また、インタビュー撮影の過程で技術的、感情的な挑戦に直面したことは、映像制作のスキルだけでなく、伝える力の重要性を実感する機会となりました。
私たちのグループのインタビューの相手のは、日本の大学で勉強するという夢を叶えたいと思っている年上の留学生、中国からの王さんです。現在、えんぴつの会で英語、数学、地理など大学進学に必要な科目を勉強しています。インタビューの過程で、王さんが日本の大学に行きたいと思っていることを知り、私の人生観も変わりました。それまでは、人生はいつ卒業し、いつ就職するかなど、細かく計画を立てるものだと思っていたが、王さんの年齢を知り、彼女の人生を違った角度から見ることができるようになりました。しかし、王さんがこの歳になっても大学に通っているということで、計画を立てるには、今好きなことをするのが一番だと気づかせてくれました。
あとは、えんぴつの会を通して、単に知識を学ぶだけでなく、内面的な成長にも繋がったのです。このような経験は、生涯学習の本質を深く理解し、学びの喜びを実感することにも寄与できました。
ゼミで学んだこと
今学期を通して、ゼミの内容をしっかり理解できたことはもちろん、異文化コミュニケーションについても学ぶことができ、異文化コミュニケーションの魅力を感じることができました。あとは、ゼミの活動を通じて、多くの実践的なスキルとともに、深い人間的な成長を遂げました。これらの経験は、将来のあらゆる分野で役立つと思います。これからもっと頑張っていきたいと思います。
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