見出し画像

法政ー坂本ゼミでの楽しかった春学期


はじめに

 皆さん、お久しぶりです、法政大学坂本ゼミ3年生の蔣春陽です。今学期も様々なゼミ活動を通じて多くの学びと経験を得ることができました。特に「えんぴつの会」への継続参加や昨年度制作した動画の上映、さらには夏休み期間に予定しているタイでの国際交流プロジェクトなど、多岐にわたる活動がありました。本報告では、今学期のゼミ活動について詳しく述べます。

えんぴつの会への参加

 今学期も引き続き「えんぴつの会」に参加しました。この会は自主夜間中学校のような組織で、様々な背景を持つ人々が集まり、学びの機会を提供しています。えんぴつの会の活動は、参加者同士が意見を交わし、互いに学び合う場として機能しています。昨年取材し制作した動画が今学期に上映され、多くの人々に見てもらうことができました。この動画は「えんぴつの会」の活動を広く紹介するもので、多くの反響を呼びました。上映後には多くの感想やフィードバックをいただき、制作の苦労が報われる瞬間でした。
具体的には、えんぴつの会の活動は教育機会を逃した大人たちに学びの場を提供することを目的としています。授業内容は基本的な読み書きや算数に限らず、参加者のニーズに合わせて多様な内容が含まれています。この活動を通じて、私は教育の重要性や、多様な学びの形が存在することを改めて認識しました。

タイでの国際交流プロジェクト

 夏休み期間の8月下旬には、ゼミの一環としてタイに行き、現地の大学生たちと一緒に動画を制作する予定です。このプロジェクトは国際交流を目的としており、異文化理解やコミュニケーション能力の向上を図るための貴重な機会です。具体的には、タイの学生たちとチームを組み、共同で動画の企画・撮影・編集を行います。異なる文化背景を持つメンバーと協力することで、言葉の壁や価値観の違いを乗り越える経験ができると期待しています。また、現地でのフィールドワークを通じてタイの社会や文化に直接触れることも楽しみにしています。
 このプロジェクトでは、特にコミュニケーション能力の向上が期待されています。異なる言語や文化を持つ人々と協力することで、柔軟な思考や適応力を養うことができます。また、共同作業を通じて、チームワークやリーダーシップの重要性を実感することができるでしょう。

デジタルストーリーテリング

 今学期、ゼミのメンバー全員がデジタルストーリーテリング動画(2-3分)を制作しました。デジタルストーリーテリングは、個々の体験や思いを映像として表現する手法であり、自己表現力や技術力を磨く絶好の機会です。私自身も二回目のデジタルストーリーテリングを作成しました。最初の作品は二年生の時にメディアリテラシーの授業で作ったものでしたが、今回の作品はそれよりも質が向上していると感じています。特に、ストーリーテリングの構成や映像の編集技術が改善され、より魅力的な内容に仕上げることができました。テーマ選びにも力を入れ、自分が経験した出来事を通して感じたことを視覚的に伝えることを意識しました。

デジタルストーリーテリングの制作過程

 制作過程では、まずテーマを決め、そのテーマに基づいてシナリオを作成しました。その後、必要な映像素材を撮影し、編集作業に移りました。編集では、映像の流れやテンポを意識し、視聴者にとって分かりやすく、興味を引くよう工夫しました。最終的には、ゼミ内で発表し、他のメンバーからフィードバックを受けることで、さらなる改善点を見つけることができました。
 この制作過程を通じて、私は映像編集のスキルを大いに向上させることができました。特に、編集ソフトの使い方や効果的なカットの方法について深く学びました。また、ストーリーテリングの技術も向上し、視覚的に魅力的な物語を作るための工夫を凝らすことができました。

ゼミ生、先生との交流

 ゼミ活動を通じて、ゼミ生同士や先生との交流も深まりました。坂本ゼミは少人数であり、密なコミュニケーションが特徴です。先生とのお食事会やゼミ生同士の交流会を通じて、意見交換や情報共有が活発に行われました。これにより、ゼミ活動がさらに充実したものとなり、個々の成長にも繋がりました。
 特に、先生からのフィードバックは非常に貴重であり、私たちの作品をより良いものにするための具体的なアドバイスをいただくことができました。また、ゼミ生同士の意見交換を通じて、新しい視点やアイデアを得ることができました。これらの交流は、私たちの創造力を刺激し、作品の質を向上させる原動力となりました。

おわりに

 今学期のゼミ活動は、多くの挑戦と学びの場を提供してくれました。えんぴつの会での継続的な活動、昨年度の動画上映、タイでの国際交流プロジェクト、そしてデジタルストーリーテリング制作など、すべての活動が私たちの成長に繋がっています。特に、異文化交流やデジタル技術の向上といったスキルは、今後のキャリアにおいても大いに役立つと感じています。また、ゼミメンバーとの協力や意見交換を通じて、人間関係の構築やコミュニケーション能力の向上も実感しています。今後も引き続き積極的に活動に取り組み、更なる成長を目指していきたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!