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土砂降り雨の中、人気店を巡り学ぶ〜ミシュランの定義に学ぶ、値段の価値を作る経営術。

先日、

今さら?

と言われるほどに遅いかもしれないが、新潟県燕市の超有名ラーメン店

杭州飯店

へ行ってきた。

朝は晴れていたのだが、ちょうど燕市に着く頃、土砂降りになった。とはいえ、こんな雨の中でもかなりの列であった。

正直、雨と行列を見て行く気も失せたのだが、同行していた仲間がそれでも行くと言ったので、そこまでの気概があるのなら付き合おうと思い、土砂降りの中、列に並んだ。

そんな土砂降りの中でも、全国津々浦々の車のナンバープレートがどんどん駐車場に入ってくる。

広島ナンバーまであった。3連休の中、ここを目的に来ている人も多いだろう、たとえ土砂降りでも遠くから来て、ここが目的なら諦めるわけにはいかないのがラーメン好きなのだろうか。

ちょうど今、再度観直しているドラマ、

グランメゾン東京

で、ミシュランの三ツ星の定義を言っていた。

三ツ星とは、そのレストランのために世界を旅してでも味わう価値のある料理があるレストランだ。

大げさかもしれないが、ラーメン好きにとってはそういうことであろう。

その価値が自分にとってわからなかったのは、いつでも行ける距離だった、ということで、その結果、今更行くことになってしまった。

1時間ほど並んで店に入ることとなり、活きのいい従業員たちが接客してくれた。

こんなに忙しくても非常に丁寧で、会計の際、領収証をお願いしたら、店主らしきおじさんは快く書いてくれて、差し出した名刺の当店の名前を見て、

『柏崎市にあるんだねぇ、僕も行っていいかな?ソフトドリンクしか飲めないけど。』

なんて、忙しい中でも少し話をしてくれた。社交辞令だったとしても、こんな超有名店の人が、自分みたいなマイナーな店をやっていることを気にかけてくれるなんて嬉しかった。

ただの人気店ではなく、非常にホスピタリティーを感じさせてくれる店であった。

土砂降りの中、並んでまで行ってよかったと思わせてくれた。

ちなみに不幸中の幸いで、靴はずぶ濡れになったが、並んで15分くらいしたら、雨は止んでくれた。

余談だが、20年位前によく遊んでいた4人で話していたので、時間もわりとすぐ過ぎた。大人になり、たまに会うのが楽しみで、こういう並ぶ時間も話す時間だと思うとそこまで苦にならない。ただ今回は雨だったので、少々辛かったと言うのはあるが。

こうして人と会い、よく遊ぶようになったのは、わりと近年である。それまでは面倒でちょっと敬遠していたのだが、そうこうしている間に、同級生が何人も亡くなってしまい、人と会うことの大切さを知り、今では自ら連絡を取り、人との時間を大切にするようになった。会いたい人に会えるのならなるべくたくさん会って話しておくべきだろう。


さてラーメンはこのくらいにして、次はデザートにジェラート🍧を食べに行った。

実はここからが本題


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