社会民主主義を唱える甘ーい人たち
社会民主主義で低負担高福祉が可能という嘘をTVで流し始めたのは、森永卓郎が最初だったと思う。
今では、左翼が揃ってこのお花畑理論を唱える体たらくだ。左翼は社会主義革命を目指さないと説得力がない。
1.社会民主主義とは
社会民主主義は、議会制民主主義の体制を維持したまま社会主義を実現しようとする考え方であり、社会主義実現に必要とされた暴力革命とプロレタリア独裁(共産主義)を否認すると説明されている。
結論からいうと、自分は自由主義がもたらす豊かな生活を享受しながら、高福祉の下でのんびり過ごしたい。革命のような暴力は嫌だというわがままであり、特に女性の知識人が偉そうに語ることが多い。
2.白人コンプレックスが背景に
この人たちはスウェーデンなどの北欧諸国が社会民主主義を実現していると頻繁に例示する。私たち日本人は美しい白人一家の生活を見せられると、無条件で憧れてしまう。
まるで社会民主主義を実現すると私たち日本人も白人になれるという幻想を撒き散らしているかのようだ。
3.MMTと悪魔合体を果たす
高福祉を実現するためには高負担が必要である。この至極当たり前の定理により、日本において社会民主主義は画餅と失笑されてきた。ところが、国家は借金を踏み倒し可能と主張する現代貨幣理論と親和性が高い。財源が無限にあるという虚構に基けば、明日から社会民主主義は実施可能ということになるからだ。
この現代貨幣理論の馬鹿馬鹿しさについてはもはや説明不要である。