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なぜ簿記の勉強を始めようと思ったのか

世間でいう、安定の代名詞である公務員として働いて今年で11年目。ありがたいことに、定期的にお給料もいただけているし、ボーナスも出る、有給も消化しなさいと言われている恵まれた環境にいます。私が簿記2級を取ろうと思った理由は、国家資格である税理士資格を取って働きたい、あるいは起業して自分の力で稼ぎたいと思ったから。

せっかく公務員試験に受かって、このまま働いていれば将来金銭的に何の心配もない。なんてもったいない!という人も多いでしょう。

でも、私は公務員として定年を迎える自分をどうしても受け入れることができなかったんです。

 公務員といえど、一従業員。現在までなんの資格も持っていなくて、いろんな部署を転々として、俗にいう「マルチプレーヤー」になることを求められて目の前の業務に追われながら定年まで働く立場。 そして、法律規則を遵守する権力ある組織。もう、ガチガチに頭が公務員業界に固まって融通が効かなくなってしまう将来が見えてしまいました。 
何より、職場の上司先輩でこんな人になりたいなぁと思える人がいないという現実。そして、私はこのままいけばこんな風になってしまうんだ。。と感じてしまった。

そんな組織の中で働くうちに、私の中の"私"が「こんなの私らしくない!もっと自由に動きたい!!」という強い主張を始めて、それが去年、どうしても抑えきれなくなった。というのが行動に移したきっかけです。

もちろん、この仕事とっても楽しい!とのめり込んだ部署での仕事もあります。ですが。。

実は、入庁3年目で自分の中の違和感に気づいていました。私、このまま進んでいったらどんな人になるんだろう。。仕事にワクワクしない。

わたしは定年したその先に待っている自分が易々と想像できました。「やりたくもない仕事をお金の為だけに頑張って、同僚と馴れ合って過去を懐かしみ、飲み会で気を紛らわす、充実感より苦労の多い仕事人生だった。その結果なんの特筆した経験もないただの人になるだけだった」そんな、抜け殻になってしまったイメージしかできなくなってしまったのです。

そんなの辛い。辛すぎる。と思いました。

老後2000万円、いや、それ以上必要と呼ばれる時代であり、長く生きることを前提とした人生だからこそ、自分が生き生きと人生を謳歌したい。そしてお金も稼ぎたい。そんなことも理由の一つでした。

最終的にはある人達の価値観との出会いで、強く変わりたい!このままじゃ人生後悔する!と本気で思えて、行動することができました!

その人達とは。。??

次回へ続く。

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