キリストの存在証明

キリストの生誕が一番に知らされたのは羊飼いだ。
羊飼いは当時最も貧しい職業。
これはキリストはいつも一番貧しい人と共にいるという暗示だ。

更にイエスが産まれたのは馬小屋。
神の子になる人は最も見窄らしいところで生まれた。
やはり弱き人、貧しい人と共にあるという証だ。

なら、私は?

借金にまみれ、水商売をして、それでも借金返すどころか日々の生活すら危うい。
明日の食糧にすら悩む日々だ。

最も貧しく辛い境遇の人とキリストは共にいるんじゃないのか?

なら真っ先に私を助けてくれても良いんじゃないか?

私はキリスト教徒じゃない。
だから?信者じゃないから神は私を救わないのか?
神とはその程度の愛しか持ち合わせていないのか?
日々祈れば救われるのか?
私のことはいつ、どうすれば救ってくれるんだ?

病気の人を癒やし、飢えている人にはパンを与えた。

私の病気も癒してくれよ。
飢えている私にパンを施してくれよ。

それでも私は窮地に陥ると神に頼ってしまう癖がある。

神様なんていないの、もう嫌になる程知ってるのにね。

神様、助けてよ私を

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