お疲れ様です。ApricotConciergeです。
今月末で、Apricotから四年生の二名が大学を卒業することになりました。
四年生のコメントを掲載します。
サポーターM(元副リーダー、自称元広報)
皆様お疲れ様です。元広報です。
学年も四年、取得単位も足りていますので、本年度付で大学を卒業することに相成りました。
私が図書館サポーターに加入したのが一年後期、2020年の秋口のことでございますから、三年半もこの団体に在籍していたことになります。
改めて考えると凄まじい年月ですね。
「男子三日会わざれば刮目して見よ」なる故事があった気がしますが、その四百倍以上の日々を重ねたからといって自身が成長したかと思い返しますと疑問符が浮かびます。
飲酒もできない18の成人(笑)から20になり、晴れて成人となったからと言って酒も碌に嗜めない悲哀に満ちた人生に枕を濡らしたこともありました。そこから二年たったわけですが何か変わる訳でもなく、肥大していく自意識と下っ腹にどうしたものかと頭を抱える日々です。四月から新生活が始まることに恐れ慄き、SMAPの「夜空ノムコウ」の冒頭ばかりが脳内を駆け巡ります。変わったことに価値があるのなら、変わらないことにも価値があるのではないでしょうか?
ともあれ、長い長い前置きはここまでにして、この団体のこれまでの話をしたいと思います。
この団体は、ぼちぼちゆっくり馴染んでいこうと考えていたら存亡の危機に瀕したりと傍から見たら大変面白いことこの上なく、クリスティもびっくりの展開が入って半年後にありました。コロナもあって学生生活の「が」の字も分からない二年坊主に何重荷背負わせてくれとんじゃと思いましたが、その時に快く入所してくれた方々、主に現三年生にはとても感謝しています。勿論一緒に勧誘してくださったIくんとTさんもです。三人での勧誘めちゃめちゃ大変でしたよね~!
これ以降のことは現三年生が多分卒業のタイミングとかでnoteに追記してくれると思うので端折ります。後は頼みます。
元広報的三大事件だけ記しておくと、
1位 2021年春のほぼ全滅事件
2位 Twitterでの発言が波紋を呼びOさんからDM
3位 ダンボールを被った姿が全世界に公開される
ぐらいです。楽しい日々でしたね。
多くは語りませんが、楽しい三年半でした。
一時期は三人しかいなかったサポーターが両手で数えきれないほどになり、この団体を存続させるという命題はクリアしたのかなと個人的に思っています。特にサポーターの皆さんが、横のつながりを作ってLINEしたりお出かけしたり罵倒し合ったりしているのを見ると、僕らの代がこの場を守ってきた甲斐はあったのだと一人微笑んでいます。OBの方とお話する機会もあり、こういった縦の交流も継承することができていたので満足です。Apricotはまだ若い団体ですので、ここに名を連ねた、歴代の人間のつながりもこれからどう発展していくのか非常に楽しみです。誰か作家になったりしたら面白いんですけどね~!
長々と書いてきてしまったので、最後に感謝の言葉で終わりにしたいと思います。
後輩の方々へ
最長の方は3年間でしょうか?長い間お付き合いくださりありがとうございました。理由はともかく、皆さんがここに入ろうとして下さらなければこの団体は死んでたので、最初はそこに感謝させてください。ありがとうございました。
企画は出すわactで駄弁るわ遊びに行くわで、自由にやってくれて本当に僕は嬉しいです。四年しかない学生時代の一部分でも、この団体に関わろうと決めてくださってありがとうございました。皆さんは精鋭ですので多分生きてればなんかなります。泥水啜ってでも生きていくことを約束してください。
後輩の方々は須らくいい子たちだと思うので、地球のどこかで幸せな人生でも送るといいと思いますよ。たまに終わってた先輩がいたなって思い出して連絡してくれると嬉しいですね。一緒に酒でも飲みましょう。僕は飲めませんけど。
あと本当にいつもact占拠しててごめんやで。
Oさん、Iさん、Kさんをはじめとした職員の方々へ
三年半ありがとうございました。
身勝手に動きすぎて多大なるご迷惑をおかけしました。
サポーターになった当時は私をどう思われていたか分かりませんが、クソガキが四年して態度がでかいクソガキになって卒業と相成りました。
個人的に三年半の活動、ギリ及第点だと思うのですがどうでしょうか?
僕がactでレポート書いているフリしてゲームしてたときも、見かけたら手を振ったりお話してくださったりといつも気にかけてくださりとても嬉しかったです。
この大学四年間で人として終わってる大人も数多見る機会がありましたが、皆さんは図書館職員の鑑だと思いますので、これからもあの複雑な図書館で迷える子羊を導いていただけると私も嬉しいです。お給料がもう少し上がるように私も祈っています。
また、OさんのドンクとIさんのお菓子と飲料、Kさんの天津飯の味は忘れません。
長きに渡りありがとうございました。
Iくんへ
三年半お疲れっす!
まあ様々ありましたが、なかなかよい時間だったんじゃないですかね?
僕はあなたがどこに行こうとここを仕切っていた実績から心配していないので、勝手に幸せになるといいと思います。まあお互い順風満帆とはいかないでしょうが、荒波や魚雷も笑って流せるようにどっしり構えて楽しんでいきましょう。多くは語らなくても多分分かってると思うので大丈夫でしょう。あなたはできる人です。またどこかであったら例の如くドカ食いでもしましょうか?
三年半あなたと共闘できて幸せでした。ありがとうございました。
せっかくなので和歌を詠んで終わりにしたいと思います。
紙伝手で辿りし縁とその日々はただ梅が枝の露と去にけり
皆様ありがとうございました!
元広報でした~!
サポーターI(元リーダー)
皆々様お疲れ様です、Apricot Concierge元リーダーの人です。先日晴れて卒業が確定し、我らが図書館のやんごとなきお方からご依頼をいただきましたので私にとっての大学4年間を少し振り返ってみたいと思います。拙い自分語りになりますが、お付き合いいただけますと幸いです。
2020年の春、平凡な3年間の高校生活を終えた私は大学でそれまでの生活の延長戦をする気でした。高校と同じ部活に入って、大学の講義も普通にこなして、沢山遊んで…みたいな「つまらないけど苦しくもない」生活を望んでいました。しかし、それを滅茶苦茶にしたのがCOVID-19、新型コロナウィルスと呼ばれる悪魔の上陸でした。講義開始日が引き延ばしになったかと思えば誰とも出会わない入学式が終わり、外出も出来ない中でレポートと手洗い・うがいだけが友達の「つまらない上に苦しい」生活が始まりました。
気づけば季節は秋になり、閉塞感に満ちた前期を振り返った私は自身の未来を想像し絶望していました。きっとこのまま苦しいだけの日々が続くのだろう、と虚ろに考えていました。そんな中で、大学メールボックスに見慣れない文字を見つけます。” 図書館サポーター” の説明会案内でした。これがApricot Conciergeとの出会いです。
昔から本は好きでしたが、活動の場である「アカデミックシアター」そのものの面白さや、黒板アートといった「読書以外の本の楽しみ方」に惹かれ活動への参加を決意しました。参加後は出来るだけ仕事を引き受け、がむしゃらに頑張りました。なんだか、仕事を頑張ると必要とされるようで、自身の何も改善しない現状に少し救いが見える気がしたのです。
ところが、そんな悠長なことも言っていられなくなりました。私たちが2年に進級する直前で上級生が就職活動に専念せざるを得なくなり、まだ参加後半年もたっていない私たちが組織の運営や新入生歓迎会の企画を任されたのです。私がリーダーになったのもこの時でした。リーダーの経験が皆無であり組織のこともよく知らない私でしたが、仲間や大人と協力することで歓迎会企画の「オンライン説明会」をやり切りました。説明会企画は粗い部分がありながらも無事頼れる後輩を得ることとなり、首の皮一枚のところで組織を存続させることに成功します。この時協力した京極夏彦が好きでエエ声な同期1名は時にぶつかりながらも苦楽を共にし続けた相棒であり、彼がいなければこの最初の企画もその後の組織存続も無かったでしょう。感謝してもし切れません。
大学入学前に「つまらないけど苦しくもない生活」を望んでいたくらいですから、私はひたすらに情けないリーダーでした。特にリーダーシップがあるわけでもなく、アメイジングな企画を思いつける訳でもありません。ですので、いつもアドバイスや調整役に徹していた覚えがあります。事実、説明会後しばらくは私も発案をしていましたがあまりにウケが悪く、それ以降は同期や後輩の援護に徹していました。リーダーの風上にもおけない私ですが、そのおかげで様々な企画に携わらせていただけました。長々と自分語りをしてしまいましたが、以下これまでの企画をいくつかご紹介します。
1. 文学カルタ:初期メンバーの後輩の一人が発案した企画です。有名だったり教科書に載っていたりする文学作品をカルタに落とし込んでおり、ゲームを通じて文学作品の知識を深めることが出来ます。読み札が作品の一節、取り札が作品名と著者名となっており、取れる人がいない場合のヒントも用意されています。その手軽さや楽しめる層の幅が広いことからオープンキャンパスにおけるイベントとしての採用や図書館総合展への出展など大活躍した企画です。私はカルタの一部デザインや、図書館総合展に出展した紹介動画の編集に携わっています。
2. 学生とともにつくる棚~ゾンビになるまでに読みたい本!?~:ほぼ毎月更新している「学生とともにつくる棚」をベースに、ゾンビ研究所様及びKINDAIマンガカフェ様とコラボした企画でした。特にDONDENの「学生とともにつくる棚」は話題のマンガ『ゾン100』ともコラボし、非常に豪華な棚が完成しました。ちなみに、私たちApricot Conciergeは主に作業の整理や計画の調整などを行っていました。何度か軌道修正に追われることがありつつも、棚は予定通りに完成。打ち上げは大いに盛り上がりましたが、その裏で何名かの学生が過労で目を回すハメになっていました。誰よりも頑張った彼らの犠牲を忘れてはなりません。精神論のゴリ押し、ダメ絶対。労働力のご利用は計画的に。(戒め)
3. ビブリオトーク:私の初立案であり、黒歴史です。正直内容はほとんど覚えていませんが、(パネルディスカッション風だったような…)先ほど登場した京極夏彦好きの同期と内容に関して後輩そっちのけでぶつかっていた思い出だけはあります。正直原案は目も当てられない内容だったはずなので、体を張って軌道修正をしてくれた同期には頭が上がりません。企画中だけは無礼講、思ったことは口にしましょう。聞いたほうも素直に受け止めましょう、企画が面白くなることの方が大切です。(と思いました、まる)
あくまでただの企画紹介ですが、何か参考にしていただける部分があれば幸いです。
イベントの企画と並行して試行錯誤していたのが活動日やミーティングといった組織の運営です。既に書いたように私はそれまでリーダー経験は全く無く、その上環境が大きく変わってしまったことからコロナ禍以前の活動内容を引き継ぐこともままなりませんでした。そのため運営は勿論のこと、運営の改善に関してはかなり苦戦していました。特に「メンバーが負担なく参加できる活動内容」と「仕事量を平等にする仕組み」の両立は困難を極め、これに関しては遂に達成することが出来ませんでした。後輩たちには仕事を遺してしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです。また、日々の運営やイベント準備の進行で予想外の抜けや遅れが多かったようにも思います。ですので、やはり私一人では4年間も活動を存続させられなかったでしょう。改めて、人間一人で出来ることはたかが知れていると思い知らされました。ですので、私の場合はとにかく時間がある時は相談のためにアカデミックシアターのカウンターにお邪魔していました。相談したいときは勿論、議題が無くてもとりあえずお話をしにいっていました。そこで現状とやらなければいけないことを認識し(時々大きな抜けに気づいて焦り)、整理することで自身の行動を組み立てていました。リーダーをやっているとつい自分ひとりで頑張っていると思い上がってしまいがちで、すべて自分が把握して対策しなければいけないように感じてしまいます。しかしどうやらそれは無理なようなので、もしこれを現リーダーの方々が読まれているならおとなしく大人の力を借りるとか、仲間に頼るなどしていただければ良いんじゃないかと思います。
偉そうに長々としゃべってしまいましたが、一つ間違いなく確かなのは、思っていた通りの4年間ではなくしんどいこともたくさんありましたが、しんどかった分想像していた4年間よりもたくさん必要としてもらえて幸せだったということです。私は卒業を機に遠方に旅立ちますが、こちらに帰ってきたときに寄れる場所が実家以外にもあるというのは大変心強く感じます。
最後に、たくさんお世話になった職員の皆様、ともに活動に立ち向かってくれたメンバーのみんな、そしてこの長々い自分語りに付き合って下さったあなたに最大限の感謝を。
どうか一人で抱え込まずに、お体に気を付けてお過ごしください。では、また逢う日まで。
P.S. メンバーの皆は近大INDEX受講してね!次アカデミックシアターに行ったときに棚語り聞けるのを楽しみにしてます!!
おわりに
以上、卒業生二人からのメッセージでした。
なんで卒業生のメッセージを卒業する元広報がUPしとんねんといったツッコミはさておき、長いこと皆さんお世話になりました。
まあ皆さんが?僕ら二人が?ほぼ中心となって再構築したこの団体に?何を思っているか知りませんが、僕らとしてはとても良い三年半だったと改めて主張させていただきます。
別に僕ら死ぬわけじゃないんでまたどっかであったらよろしくお願いします。
僕らも一区切りということで、ここで筆を置くこととします。
長きに渡り皆さんお世話になりました!ありがとう!
それではまたどこかで。
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