物も自分も使いこなすことができるのかが鍵

何をするにしても、使いこなすことができずに新しい物を求める人が多いと思う。
物にしても使いこなせていない状態で、新しい物を求めてしまう。
それは、人それぞれの価値観ではあるが、物や自分も使いこなすこにこそ意味や価値があるのではないかと考えている。

最近思うのが、【資格】について。「資格を取ればどうにかなる。」「資格を取ればあれができる。」などの思い込み。
確かに、資格を取得することで、自分自身のアップデートになるので、意味がないわけではないし、むしろプラスには働いていていいと思う。

それは、【目的】がどうかによって決まることもあるということ。
その資格を取得することで、大金を払ってまで資格を取る必要があるのか?という自問自答が本当に大切だと思う。
もちろん会社で取得しなければならない資格や資格を取得することで、給料に響くなどがあればそれは必要なのかもしれない。
でも、大半の場合は本当に必要なのか疑問を持つことも必要なのかもしれない。資格という武器を持ったとしても、それを使いこなせていなければ、それは宝の持ち腐れになってしまう。

足りないものばかりに目を向けると、資格ばかりを取る資格オタクになってしまう。その、資格を取ることに満足している人や資格オタクになりたいのであれば、目的としては達成されているので、それはそれで良いと思う。

でも、大半の人は違う考えなのかもしれない。
資格を取得して、それをお客さんなどに良いサービスを提供したいと熱意を持って、資格を取得する方の割合の方が多いと思う。

よくよく考えると、その人のサービスを資格で買いに来ているのではないということ。
資格がなくても、素晴らしい技術や知識を持っている方はたくさんいるし、自分もそういう人に出会うことが多かった。

自分も含め、そういったところを今一度考えていく必要があると感じている。

だから、最近意識していることとしては、自分が今まで取得した資格は必要性があるが上に、自分の思いが詰まっているので、この資格をいかに【使いこなすことができるか】にフォーカスすることに力を入れていくことにしている。

それは、資格以外にも物においても同じことが言えると思う。
物や資格が【使えな】いのではなくて、それを【使いこなせない】ことに問題があると思う。

以上、読んでいただいてありがとうございました。

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