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股関節のセルフマッサージについて

股関節は自由度の高い重要な関節

股関節は「球関節」と呼ばれる構造で、全身の中でも特に自由に動くことができる関節です。しかし、股関節が硬くなると、その分、隣接する腰椎や膝関節に余計な負担がかかりやすくなります。

股関節が十分に動かない状態は、体の動作において不利な状況を招きやすいといえます。


股関節の可動域を改善するには

股関節の柔軟性を保つためには、セルフマッサージを取り入れることが効果的です。ただし、ストレッチだけでは股関節の可動性を十分に改善できない場合が多いです。筋肉に直接アプローチして緩めることが、可動域を向上させる鍵となります。


硬くなりやすい筋肉5選

股関節周辺で特に硬くなりやすい筋肉を以下に挙げます。この部分を重点的にケアすることで、動きやすい股関節を取り戻すことができます。

  1. 内転筋:太ももの内側に位置し、股関節を内側に閉じる動きに関与します。

  2. 大腰筋:腰から太ももをつなぐ深部の筋肉で、姿勢や歩行に重要です。

  3. 大腿筋膜張筋:太ももの外側にあり、骨盤の安定に寄与します。

  4. 梨状筋:お尻の奥に位置し、股関節を外旋させる働きがあります。

  5. 大腿直筋:太ももの前面にあり、股関節の屈曲に関わります。


セルフマッサージで動きやすい体を目指そう

これらの筋肉に対してセルフマッサージを行うことで、股関節の可動域を効率的に広げることが可能です。ストレッチと組み合わせて取り組むと、より効果が期待できます。

次回は、より掘り下げて筋肉を説明していきます。



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