”卒業”パートⅢ 〜Good-bye Teen-age〜より1
18の夏。
たった一度の18の夏が、過ぎ去って行く。
夢も希望もなくて、国の教育制度の大きな渦に飲み込まれて、流されていただけの
18の夏が、終わりを告げた。
この国で、こんなにも無力な自分が情けなくて、18という輝いた季節に追いつけない自分が悔しくて、この夏はハリケーンに巻き込まれたアリみたい気分だった。
前に見た映画のワンシーンで、青春を駆け抜けて少年から大人へと変わって行った彼らのほほえみがねとても素敵だった。
いつまでも、”夢”だけは忘れたくないと思う。
いつまでも、少年少女のままの瞳でいたいと思う。
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