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おばさんが恋庭で友だちを作る話5〜女子ウケ衣装に変えてみたら

〈あらすじ〉
スイーツビュッフェ好きのおばさんがマッチングアプリで一緒に行ける友だちを作ろうと試行錯誤するリアルタイムの記録です。


恋庭を始めて1週間。
同年代の女性とのマッチングを試み、日々のマッチングカードの全てを女子への「いいね」に費やす。
が、一向に誰からもリアクションが帰ってこない。

恋庭はやはり「恋」なのだ。
そこに「友」はいない。

もう、諦めようと思ったが、それでは試行錯誤にならない。「試行錯誤するリアルタイムの記録です」と冒頭に書いている以上、少し試行錯誤することにした。

女子の好きなもの、それは「かわいい」だ。
妙にリアルな「イオンにいる主婦」アバターから「いいね」がついてもテンション上がるわけがない。
よし、アバターを盛れるだけ盛ってみよう!

私はかわいくなるべく、持っている石やチケットを全てガチャに注ぎ込み、フリフリしたワンピースなどかわいいと思われるアイテムを手に入れ、アバターに着せた。
ついでにポーズも女子っぽい感じにしてみた。

ワンピースとタイツの色があってないが、正直、もう面倒なのだ。課金してまで可愛くしたいモチベーションはわたしには残っていない。

このアバターで日々の「いいね」ルーティンをこなす。同じ人に何度も「いいね」している気がするが、気にしないことにする。

そして…ついに女性から「いいね」が!!
めでたくマッチング、恋庭誕生。
ありがとう、フリフリワンピース!

マッチングされた相手はLさん、40代女性、ゲームガチ勢。しっかり課金している雰囲気の派手ではないがレアアイテムを使ったアバター、チャットはあっさりあいさつのみ、サクサク庭を作るタイプのようだ。
女性から「いいね」されたことに一切触れてこない。実はよくあるのだろうか?

恋庭の目的、ゲームガチ勢、ログイン頻度、課金、ゲーム進行などなど、すべてに釣り合う気がせず、今後の展開が不安だが、ここから友だちに発展できるか?
ちょっとがんばってみよう。

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