【本要約】『これからを生きるための無敵のお金の話』
今回はひろゆき著『これからを生きるための無敵のお金の話』を紹介します。
2ちゃんねるの創設者で、最近ではYouTubeでも活躍されているひろゆきさん。そんなひろゆきさんのお金に対する考え方が本書に詰まっています。
「お金は何に使えばよいのか?」「何に投資をすればよいのか?」「資産がない人がお金を稼ぐ近道は?」など、誰しもが一度は考えるお金の悩みについて、ひろゆき流の解答を紹介していきます。
■いいお金の使い方
お金は貯めたり増やすのも大切ですが、使い方も大切です。ではお金はどのように使うのが良いのでしょうか?
いいお金の使い方とは、自分がお金を払うことに対して、何らかの形で返ってくる使い方です。
たとえば資格を取って、その資格が必要な仕事に就くことで年収を増やすというのがこれに当てはまります。ほかにも専門学校に通って、ある技術を身につけるなどが考えられるでしょう。
お金を使うことで自分を成長させることができる。こういったような自分に返ってくるお金の使い方がいいお金の使い方です。
逆に言うと、何も返ってこない使い方は良くない使い方です。たとえばソシャゲでただ浪費するような使い方は良くない使い方です。
ただこれも自分に返ってくるようにすればいいお金の使い方になります。たとえば「ソシャゲにお金を使うが、まとめサイトを運営していて、そこでアフィリエイトで儲けている」というのであればいいお金使い方ということになります。
いいお金の使い方かどうかは、自分に返ってくるかどうかで決まります。この判断基準を基に、お金の使い方を見直してみましょう。
■何に投資すべき?
「何に投資すべきですか?」
このよくある質問に対する答えは「自分の教育やスキルアップに投資すべき」です。
自身の教育に投資し、スキルを上げることができれば生産力が上がり、収益も上がります。至極当たり前な話ですし、あなたもこういった話は聞いたことがあると思います。
(少し脱線しますが、お金持ちはこのような当たり前の話、何度も聞いたことのあるような話を注意深く聞きます。なぜならその話が「真理」を表している可能性が高いからです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
では自分の教育やスキルアップに投資するとして、具体的にはどういったことを勉強するのが良いのでしょうか。1つはプログラマーがおすすめです。
20代で会社を作って、アプリを作って、それが人気になって、「会社が買われました」「1億円になりました」みたいな話はよくあります。
サラリーマンが1億円稼ぐのは大変ですが、プログラミングの世界ではこのように1億円ゲットということは良くある話なのです。
またプログラマーは外国でも仕事ができるというメリットがあります。このメリットとても大きいです。なぜかというと日本人は基本的に優秀です。なので、日本だけで仕事をしようとすると、優秀な人と戦わなくてはいけません。しかしほかの国だと、優秀じゃないのに給料が高かったりします。そのため競争が楽になります。
自己投資が大切とわかっているけど何に手を付けていいかわからないという方は、プログラミングを始めてみるのが良いのではないでしょうか。
■資産がない人がお金を稼ぐ近道
もしあなたが1億円の資産を持って入れば、それを年利5%で運用することで年間500万円増やすことができます。500万円あれば十分暮らしていくことができるでしょう。
しかし資産が300万円の場合、年利5%で運用しても15万円しか増えません。これでは増える額も多くありませんし、生活もできません。
では資産がない人はどうすればよいのか。資産がない人がお金を稼ぐ一番の近道は「自分に投資して、転職して、年収を上げる」です。自分に投資をしてスキルを上げ、より年収の高い仕事に転職しましょう。
300万円を年利5%で増やしても15万円にしかなりませんが、転職に成功すれば年収で20万30万増えるということはよくあります。
とはいえどういったことを学び始めればスキルアップにつながるのでしょうか。ポイントは2つあります。1つは他の人が知りたいけど知らない知識を勉強すること。もう1つは自分が興味があるかどうかです。
例えばフランスで「日本語を教える先生になります」と言えば、フランスには日本語が話せる人が少ないので、仕事を手に入れることができるでしょう。
しかし日本で「日本語を教える先生になります」と言っても、ほとんどの人が日本語を話せるため、仕事を手に入れるのは難しいでしょう。
つまり他の人が知らないけど知りたいと思っている知識を見つけることが大切です。その中でも自分が興味のあることを勉強すると勉強効率が上がり、より良い結果に結びつくでしょう。
■まとめ
いかがだったでしょうか。より詳しく知りたいという方はぜひ以下のリンクからご購入ください。