津城を散策。石垣の上で、蜂蜜まんを。そしてOKUYAMA MEIMOKUTENと言う本屋さんとGOCYI CAFEを満喫しました。
蜂蜜まん本舗
三重県、津市で、津城跡へと向かう途中、見つけたお店。
なにやら焼いてます。
UFOみたい。
外から見えると、ついつい引き寄せられます。
入ってみると、1個70円。(店内で食べると75円)
店内でも食べられるそうで、一つ注文して、セルフサービスのお茶とともに頂きます。
たこ焼きよりは大きいけど、大判焼ほど大きくない。
小ぶりの半球体で、蜂蜜風味の皮は、わりと薄めですが、しっかりもっちりして、熱々でトロっとしている餡とマッチして、美味しい。
蜂蜜の甘さと香りが広がります。
一つ、食べてる間にも、どんどんお客様が来られて、10個、20個、と注文されています。
それにつられて、あとで津城跡で食べようかなと、お持ち帰りで追加購入。
ぬくぬくのを、ふところしのばせて、いざ、津城跡へ。
津城跡は、立派な石垣が残っていますが、天守閣などは再建しておらず、あとから造った櫓や、藤堂高虎公の銅像がある公園になっています。
無料ですし、人も多すぎず、少なすぎず、お散歩するには、ほどよい空間です。
建物は残っていなくても、残っている石垣の上に、なにげなく登ることが出来ると、なぜか気持ちが高揚してしまう。
特に何もなくても、つい登りたくなる。
お堀を見おろして歩ける場所が、気に入りました。
右手側にお堀。
こんな道。
左手側は公園。
下から見ると
登り降り出来るのは一箇所だけ、行ったら戻るしか出来ない、それも良し。
突き当たりの広場には、石が転がっており、良いベンチです。
見下ろすと、
なかなか、見応えあります。
さて、蜂蜜まんを頂きます。
冷めても美味しい。
熱々とは、味も食感も違って、二度美味しい!
たまたま見つけて入ったけれど、あとで地元の方から、津のソウルスイーツだと、うかがいました。
紅葉もきれい。
柵がないのも、嬉しいかぎりです。
津の人の、おおらかさを感じる氣がします。
街を歩いても、
道も広々としてて、ゆったり見えるし、
新しいものも、古いものも、
壊れてもいる建物も、ピカピカの建物も、
どうぞご自由に、お好きなように、と、
混在してて、
それが、おおらかに、自然体のように見えて、
なんだか心地良いと、勝手に感じてしまいます。
風も出てきたので、宿へ戻ります。
シャッターの絵は、津の名物を描いているようです。
なにげなく歩いた脇道から、
大通りへ出て、オシャレなお店を発見。
“OKUYAM MEIMOKUTEN”
ん?
脇道の、
“奥山銘木店”だったよな。と、もう一度戻って確認。
何屋さんかなと、のぞくと、本屋さんでした。
そろりと入ってみる。
あまり広くないけれど、魅力的な本がいっぱいで、くらくらしました。
本のセレクトショップです。
特に、建築、デザイン、旅行、自然、写真、アート、芸術など、目のつけどころが、鮮やかで、魅惑的な本ばかり。
興味はあるけれど、自分で見つけられないもの、だったり、
興味なくても、見てみると面白そうで興味がわいたり、
選者のセンスが光りまくっております。
片端から見て楽しんでしまいました。
いっぱい買いそうになるのを抑えつつ、3冊購入。
もっと、変わった本も欲しかったのですが、結構お値段するのもあったりで、なんか無難におさえてこんな感じ。
大麻だけの図鑑、とか、世界の朝食の本とか、世界の子供民族衣装とか、明治から大正昭和の女子学生の服装や生活文化を追った本だったり、買うまでいたらずとも、眺めてて楽しい本も、いっぱい、いっぱいありました。
そして、翌日、やっぱり買っておきたいと思う本があって、再訪。
ついでに、昨日もう閉まっていて行けなかった、お隣のカフェも寄ってみました。
スーププレート。
購入したのは、猪熊弦一郎さんの本。
一年前の誕生日に頂いたポストイットが、猪熊さんのお馬さんの絵で。
その時初めて、猪熊弦一郎さんのお名前と、三越デパートの包装紙のデザインもされてる方。という認識ができました。
でもそのまま、興味はあれど、どんな方か知らぬままでしたので、この機会に、お近づきになろうかと、購入してみました。
どんな御本かな?
楽しみです。