佐渡汽船、こがね丸で。
現時点では、本州から佐渡へ行く手段は、カーフェリーとジェットフォイルのみ。
空港もありますが、10年ほど前から定期便は運休しているようです。
ただ、来年くらいに復活するというニュースも見かけました。
カーフェリーで行くと2時間半ほど、ジェットフォイルですと、1時間15分ほど。
航路は、新潟の直江津港〜小木港、と、新潟港〜両津港の二つ。
二年前くらいには、直江津からのカーフェリーがなくなっていましたが、いつのまにか、再開していて有り難い限りです。
今回は、直江津からのカーフェリーで行きました。
シンプルな直江津港から出発するお船は、こがね丸さん。
シンプルなだけあって、手続きも並ぶこともなく、スムーズで、車に戻るのも、出発の二十分前で良いですよ〜、と、のんびりしていました。
新潟港〜両津港のときわ丸や、おけさ丸に比べると、小ぶり。
元々は、八幡浜〜別府航路で働いていたお船のようです。
船内には、売店も、食堂も無くて、二等は、靴を脱いで、横にもなれるジュウタン席と、船内と、外にあるベンチ。
テーブルのあるラウンジもあるのですが、少々コンパクトなので、搭乗すぐに満席になっていました。
そんなふうにコンパクトではありますが、ベットのある特等も、一等もあります。
そして一等には、ウィズドッグルームと言う、ワンちゃんと一緒に過ごせるお部屋もありました。
出港する時に、スタッフの方達が、長い間、手を降ってくれたのが、とても印象に残りました。
撮影スポットもあります!
御船印なるものもあるそうです。
これ、乗ったことあるな、って、色々、興味深く見入っていました。
こがね丸の到着する小木港は、島の左下の方、南西にあり、今回の宿は、両津港の近くなので、島を斜め右上に、東のくびれ付近まで、横断して行きます。
それなら、新潟から乗って両津港へ行けば、と言われそうですが、西から行くには、直江津から新潟への移動より、島内の移動の方が早いのです。
距離で言うと、三分の一くらい。
時間にしたら、半分くらいの一時間弱。
二年前、新潟港〜両津港で、行った時は、佐渡に着いたときにはもう真っ暗だった記憶がありますが、今回はまだ明るいうちに、佐渡へ着くことが出来ました。
そして、椎崎温泉郷のホテルニュー桂さんに、無事到着。