呉市の亀山神社の狛犬さんたち。〜戦火の傷あとが残る狛犬さんに出会って〜
呉市の亀山神社。
狛犬さんがいっぱいいらっしゃいました!
全部で4対も。
多いですよね?
階段を上がると、このお二方が天を仰ぎ見ておられます。
後ほどご紹介いたしますが、天保生まれ、御年188歳であられます。
そして次の階段へ行く途中には、このお二方が尻尾をたてて、にらんでるような、笑いかけてるような、或いは、なにか謎かけでもしてきそうなお顔をして、お迎えしてくださいました。
最後の階段を登ってすぐのところで、よく来たね!と、優しくお迎えしてくれたのは、この方々。
両手を玉に乗せて愛らしいお姿です。
この亀山神社は、大宝3年(703年)から明治19年(1886年)までの約1200年間は、ここより、もっと海の方(現在の入船山記念公園)にあったのですが、呉に海軍鎮守府が設置されることが決まり、境内地は海軍用地として接収されたため、今の場所にお引越しすることになったそうです。
二番目の、狛犬さんは、天保6年(1835年)生まれ。
お引越しも経験されておられるのですね。
そして、昭和20年の空襲にもあわれ、その傷あとを、今も、台座や、腰のあたりに残し、その凄まじさを伝えてくれています。
高台にあり、開放的で、氣持ちのよい境内は、七五三お詣りの家族連れも多く、にぎやかでした。
この亀山神社のお祭りのときに売られると言う 呉名物の“いが餅”を、和菓子屋さんで見かけたので、買ってみました。
そう言えば、黄色のは、輪島朝市の“えがらまんじゅう”に似てるかも。
そう思って、昔の写真を探してみたら、あった、ありました。
こちらです。
似てるといえば似ています。
でも、えがらまんじゅうの方が、上にのってるお米が多くて、色も全体的に黄色いですね。
少し調べてみたら、各地に同系のものはあるようです。
またどこかで似たお菓子に出会えたら嬉しいな。
今日もありがとうございました。