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『グレーで ブルーで レッドな 日にも。』倉敷美観地区 カフェギャラリー 青い鳥にて。
『グレーで ブルーで レッドな 日にも。』
これは、先日伺った個展のタイトルでもあり、
こちらの絵のタイトルでもあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1719875395690-95JKAiU9By.jpg?width=1200)
シックな色合いのコーディネートに、靴下だけ、真っ赤。
うつむき加減に、でも嬉しそうに、靴を履く姿。
背景のにじみ具合、色合い。
なんか、いいなぁ。
まるで雲の中にいるみたい。
顔のあたりの、優しい黄色がかったところも、いいなぁ。
ふんわり淡く、光が踊っているようでもあり、
こぼれ出たメロディが、立ちのぼっていくようにも、みえる。
![](https://assets.st-note.com/img/1719929888876-A4C3nH5cMq.jpg?width=1200)
絵に添えられたエピソードは、
『タイトルに出てくる色の服たちを着てみました。
グレー、ブルー、レッドにはそれぞれ
「あいまい・悲しみ、怒りっぽい自分」という
自分のネガティブな部分を重ねています。
でも、服は私の意味付けと関係なく、かわいい!
グレー・ブルー・レッドな服を良いと思えるなら、
自分の中の嫌いな側面も、いつかは認める
ことができるような気がしてきます。
私にとって服は、自分と向き合うきっかけにも
なっているようです。
2024/5/31』
![](https://assets.st-note.com/img/1719878909743-WokNipWVYo.jpg?width=1200)
今回の個展は、お二人の作家さんの同時開催。
場所は、倉敷の美観地区内にある“カフェギャラリー 青い鳥”さん。
![](https://assets.st-note.com/img/1719917646075-NchZ3374yu.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719931010751-ZKdnuvJvKJ.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719917430181-HvNhkB8Mqi.jpg?width=1200)
今回、KAZUHAさんのスペースは上の写真で言うと、右上に見える窓のあたり。
![](https://assets.st-note.com/img/1719931740738-uy8GWrwCuX.jpg?width=1200)
このカフェギャラリーは、細長く、中ほどにあるお店の方のいるカウンターで区切られている為、2つの展示は、それぞれ独立した空間となっています。
KAZUHAさんのスペースから、カウンターを横目に通り過ぎ、川﨑正博さんの木工展へと移動すると、また、がらりと空気感が変わって、新鮮です。
![](https://assets.st-note.com/img/1719932786178-U0KafCMTER.jpg?width=1200)
色とりどりの木工作品。
てっきり色付けしてるもの、と思っていたのですが、色付けはしておらず、全て自然の木の色を組み合わせているだけ。
木は「青」以外は、どんな色だってある、とのこと。
「青」以外があることに驚き、
「青」がないことにも驚く。
端切れで作るパッチワークの様に、
木の端材があれば作れてしまうそうです。
7ミリの厚みで揃えた木を貼り合わせて板にして、
それを研磨し、用途に合わせて、切っていく。
![](https://assets.st-note.com/img/1719933908681-iGRyLgLGVb.jpg?width=1200)
こんな鮮やかな紫色も!
お二人は、元同僚とのことで、お互いの作品を、コラボし合って展示していたのも素敵でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1719933524543-YuioxMTrJo.jpg?width=1200)
そして、驚いたことに、この額の、切り取った部分を使用して作られたのが、こちらのトレイ!
![](https://assets.st-note.com/img/1719934119596-cmDx6Bgk5J.jpg?width=1200)
額と違うように見えるけど、どうやったんだろう?
くり抜いて出来た板を7ミリ厚にカットする。
それを、パタンと、90度倒して、木口を見せるように置き、間に他の木材も挟み込み、貼り合わせて作ったのがこのトレイ。
素材を余すところ無く使い切る。
どうやって使おうかと、考えるのも楽しい、とおっしゃってました。
なんともすごい世界を、見せて頂きました。
驚嘆、感嘆、しきりです。
さて、KAZUHAさんのところへもどり、コーヒーを飲みながら、まったり。
やわらかい陽だまりにいるみたいで、とっても居心地がいいのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1719936739649-bvjjqQ1ZTa.jpg?width=1200)
過去の作品のファイルも観せて頂く。
同じ服や靴が、何度も違うコーディネートで登場する。
それを探し出して、見比べたりするのも楽しい。
実は、KAZUHAさん、noteのクリエーターさんでもあります。
今回の個展のことも、その経緯から、作品製作、準備の様子など、たくさん記事にしておられ、へー、こんな風に準備するんだなぁ、などと、いつも楽しく、興味深く読ませてもらっていました。
『2022/春』
![](https://assets.st-note.com/img/1719963628104-x1teYVzlaA.jpg?width=1200)
三宅商店さんのパフェ美味しそう。
この作品も好き。
嬉しいけど、せつない。
春満喫!って内容なのに、
どこか、さみしさ、せつなさも感じてしまう。
ふと気がつくと、もう閉店間近。
わー!コーヒー一杯で粘ってしまって、すみません。
スイーツも美味しそうだったので、またの機会に!
おかげさまで、素敵なカフェギャラリーで、お二人の個展を満喫することが出来ました。
ありがとうございました。
帰りがけに食べた、倉敷ぶっかけうどん、ふるいちさん。
![](https://assets.st-note.com/img/1719965975658-4iv0TSGLY3.jpg?width=1200)
お揚げさんのぶ厚さにびっくり。
玉ねぎのかき揚げと。
具だくさんで美味しかった~。
ご馳走様でした。