選択の迷いを解く鍵:友人の相談に応えた一歩
お疲れ様です、木彫りマシンです。今日の夕方、友人から「引っ越しをしようか迷っている」という相談を受けました。これまで住んでいた場所に愛着があるものの、生活や仕事の都合から環境を変えたほうが良いのではないかと悩んでいるとのことでした。
話を聞いているうちに、考えました。 この相談は単なる話し相手が欲しいだけではなく、自分に背中を押してほしいという気持ちが含まれていたのではないかと。
迷いの背景
彼の話を掘り下げると、転居先についての情報は既に調べてあり、次の住まいの候補も見つけているようでした。それが2択になっているようでしたが、話を聞いているうちに「今の場所を離れる決断ができない」と感じているようでした。
長年住んだ場所を離れることへの不安や、変化に対する抵抗感は誰にでもあると思います。しかも転居というのは家族を連れて行くというのはかなりの不安もあると思います、ですが背中を押してほしいのではないかと仮説を立てた私は話て行くにつれて、友人は「本当にこれで良いのだろうか」という確信が欲しかったのだと思っているのではないかと思いました。
自分にできること
最近前職を離れ、転職をした私の経験則もあって、私は彼にこんなことを伝えました。
どんな選択も、最終的には自分に責任がある。だからこそ、他人の意見を聞きつつも、自分の心がどう感じるかを大切にしてほしい。
失敗を恐れずに、一歩踏み出す価値がある。今の場所が合わないと感じているなら、新しい環境で新しい自分を見つけられる可能性がある。
戻る場所はいつでもある。もし新しい環境が思ったものと違ったとしても、今の経験は無駄にはならない。それに本当にダメだったら戻れる。
背中を押すということ
相談を受ける側として、私は強引に「転居しなよ」とは言いませんでした。というかそんなこと言えませんし、自分の体験を話すことが良いことばかりだとは思いません。それでも、彼が話し終えたときに「やっぱり引っ越そうかな」と自然に言い始めたのを見て、自分の役割を果たせたのかなと思いました。
友人の悩みに向き合い、迷いを整理する手助けをすること。それこそが背中を押すということの本質ではないかと勝手ながら自分は思っていました。
最後に
人は時に、自分の気持ちに気づけないことがあります。そんなとき、誰かに話すことで、心の中の声を形にしていくのだと思います。
もし、あなたの周りにも悩んでいる人がいたら、ただ話を聞いてみてください。それがその人にとっての大きな一歩につながるかもしれません。話をしてくれた悩みを持つ人も、そして、話を聞いたあなた自身も、新しい視点を得られるのではないかと感じています。
本日もお疲れ様でした。明日も素敵な1日をお過ごし下さい。それではお先に失礼いたします。