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前から人が来たとき、避けますか?避けませんか?それともオデコに水鉄砲ですか?

 前から人が来たとき、ほとんどの方がぶつからないよう避けるのではないでしょうか。そんなとき、何度かお互いに同じ方向に避けて、最後は笑ったり、軽く会釈して、お互い通り抜けていくこと、よくあると思います。

 しかしこれは、気分よく通り過ぎることが出来た例。時々、こちらが避けたのに、避けて当然、みたいな顔をして通り過ぎられてしまうと、ほんのちょっと「キィ!」となったりしたこと、ありませんか?

 がらやんは、前から人が来たとき、つい、「避けへんで。そちらが避けてちょうだいよ。」と念じながら近づき、結局は自分から避けてしまうことがほとんどです。  

 そんなとき、自分を納得させる方法や思い込み「この件、大きな包容力をもって、あなたを許容しましょう」、とか、妄想決着の付け方「お前みたいなやつには正面から水鉄砲で、オデコに”ピュー!”だっ!」がありますので、前から来る人に腹が立ったことがある!という方にお勧めしたいと思います。

 そんなこと別に知りたくないけど、と思ったそこのあなた。知っておくと人生ちょっとだけお得です。ぜひお立ち読みくださいませ。


【前から来る人を、「避けてよかったな」と思えたとき】

 前から来る人に対して、笑顔になったり、会釈したりして、お互いの気遣いを感じつつ避けられたときは、とっても気分がいいですよね。
 ほとんどの場合が、このパターンになるかと思います。毎回こんな感じですれ違えると、急いでる時のイライラも軽くなるというものです。

 一般的には、自分のパーソナルスペースに他人が入りこむことを良しと思わない方が多いので、このパターンが多くなるのだと思います。知らない人と接触するのは誰だって好ましいものではないですからね。

 あとは、前から来る人が見るからに怖い人だった時は、避けてよかったな、と思います。というより、避ける一択というほうが正解かもしれません。


【前から来る人を、避けたあと「腹立つ!」と感じたとき】

 これは、通り過ぎる相手が、「避けて当然」という顔をしていたとき。がらやんは人間があんまり大きくないので、すぐ「何様のつもりだ!」と思ってしまいます。相手からしたら「お前も何様だ?」なのですが。

 以前、市の施設で職員である名札を下げた人が前から来たとき、がらやんが先に避けました。その人は会釈するでもなく、がらやんが避けるのは当然だ、と(がらやんには見えた)いう感じで、とても横柄な顔で通り過ぎたのをずっと立ち止まって見届けました。相手を思いやれない自治体職員なのかな?と思ったりもしつつ。 

 こういうちょっとした「イラッ」に対してがらやんは、心の中でたくさん妄想します。「私は心が広いので、君を許しましょう。」と心の声でつぶやくことで自分の怒りを鎮めます。器が小さいですね。

 または、相手がかなりいら立つ態度だった場合、「お前みたいなやつには水鉄砲で、オデコに水を”ピュー!”だ!」と妄想ケンカを仕掛けたりします。それで相手が面喰ったりしてる顔を想像して、イヒヒ・・・と心で笑っています。

 なんともまあ、どちらも器の小さいお話です。

 

【前から来る人が、あなたを「避けた」とき】

 これはただただ悲しいお話ですね。これは最近のお話ですが、後ろから来た人が、がらやんを通り越して、斜め前を歩いていた人に声掛けした、という経験があります。なんでなの?がらやん、この辺の道、詳しいよ?全然怪しくないよ?地元の人だよ?とつぶやき、心の涙を流しながら、通り過ぎました。避(よ)けられるというより、避(さ)けられたお話ですが、これもまた悲しい経験でした。

 そちらが避けてちょうだいよ、と思いながら歩いていますが、実際に避けられると、ちょっと悲しい気もしています。ここでは何も妄想しません。たたただ、何故に?を自問です。


【おわりに】

 いかがでしたでしょうか?ちょっと当てはまるフシがありましたでしょうか。お互いに遠慮しあって通り過ごせたら、それは合格点の日。腹が立てば妄想で水鉄砲、避(さ)けられたらひたすら自問、振り返りの日としましょう。

 オデコに水鉄砲の妄想は、大変お勧めですが、絶対に実際にはやらないでくださいね。相手はめちゃくちゃ怒って、何倍もの仕返しがやってくること間違いなしです。

 ということで、本日は「前から来る人を避けるか、避けないか」という、他愛もないお話でした。
 みなさま、本日もご安全に!


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