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一汁一菜でよいという提案

料理研究家・土井義晴さんの

『一汁一菜でよいという提案』の本を読む。


土井義晴さんと言えば、、、

バラエティ番組での辛口批評の先生、というイメージでしたが、

本を読むと、そのイメージは覆りました。


料理研究家として、料理を極めた方であるからこそ言える

『一汁一菜』


私たちは、難しく考えすぎていたのかも?

ご飯と具だくさんの味噌汁、それでよいというのです。

(ご飯の代わりにパンだってよい。)


味噌汁は、お味噌を入れただけで出来る。

日本の四季、旬のものを入れると、すべて同じものはない。


肩の力を抜いて、四季それぞれを楽しもう、

ただそれで贅沢、それでよい、と伝えてくださっています。


「お膳を使う楽しみ」という提案、

何だか嬉しくなって、漆器のお盆をお膳として使ってみる。


「お箸を揃えて横に置くのは、自然と人間、お天道様から生まれた恵みと人間のあいだに境を引いている。私たちは、いただきます、という言葉で結界を解いて食事をはじめる」


日々の食事の際に、ちょっと意識して、

改めて自然に感謝を。



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