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感謝のかたち

農家をされているクライアントさんからお野菜をたくさんいただきました。美味しくて元気になります。先日も別のクライアントさんからたくさんのお野菜をいただきました。どちらも大きく育った元気良いお野菜でありがたい限りです。

料金としてこちらが決めた金額をいただくのもありがたいです。それは承諾のうえ払われますが、払わなければサービスは受けられないという強制力が働きます。 

こうやっていただけるお野菜には善意と感謝とステキなお人柄を感じ、こちらも心温かくなります。

売り物やサービスには売り手が設定する金額が提示されますが、買い手が金額を決める売り方もありだなと最近は思います。提供するものにもよりますので、金額が設定されている方がいい場合もあります。

世の中いろんな人がいるので、クレクレ君ばかりがいるところでこれをすると痛い目を見ます。でも良心的な方々が多ければ、提供したものに対し、その人が良しとするそれ相応の額が支払われます。
そこには商品への満足度や感謝の度合い、支払う人のセルフイメージの高さ、気遣い、見栄、生活水準などいくつかの要素が関わります。こちらが望む額となるとは限りません。払わず去る人もいれば、予想以上に払ってくれたり、金銭以外のお返しがあったりする場合もあります。

総体として見て、収支のバランスが取れるなら、ありがたく感じられる方がいいなあと私は思います。

また金銭的なことだけに限らず、関係のないところからチャンスや幸運が来ることがあります。その相手からでなく、違うところから違うカタチでやってきます。これはこれで予期せぬ展開になったりするのでおもしろいです。

自分のしたことは何らかのカタチで自分に返ってきます。大きな視野でこれが理解できると心配しなくなります。どうにかなるのですから。

ただし受け取る器は持ってないと受け取り損ねます。「わたしなんて」と遠慮することはそのギフトを拒否するのと同じ。せっかくギフトがやってきたのなら、ありがたく受け取りたいですね。

「セルフイメージの高さと収入は比例する」と言います。
ホント、そうだなと思います。自責で受け取るか、他責にするのか、というところも大いに関係しています。

何においても自己責任を取れる人はセルフイメージが高めです。人のせいにする人は自分ではセルフイメージが高いと思っていても、それは独りよがりであることが多いです。他責にするということは、自分は悪くないと思っていて、視野が偏っている可能性が高いです。全体視野になっておらず、自分視点なのですね。

「先に与えなさい」とよく言われますが、これもその通りだなと思います。返報性の法則というものがあります。それは、人は与えられると返したくなるという人間心理です。自分に良くしてくれる人がいたら、自分もその人に対して良くしたくなります。何かをもらったら何かを返したいと思います。

そう思うと、人は善意のもとにあるんだなと思います。環境のせいなどでそれが歪んでしまうと奪い取る人になってしまいます。その人も、人から良くされることが多かったのなら、自ずと分け与える人になっていたでしょう。

地球は私たちに先にいろいろと与えてくれています。私たちはその恩をちゃんと返しているでしょうか? 貰いっぱなしになっているどころか、与えてもらうことが当たり前になると、感謝を感じず、つけあがって「もっと、もっと」と要求し、搾取します。それを続けていると、最後に痛い目を見るのは私たち人間です。
地球にもちゃんと恩返しをしていきたいですね。

次回は自分の事例を書こうと思います。


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