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2024年9月のメッセージ
9月は見直しの月です。
今までしてきたこと、これからやろうと思っていることが、本当にあなたがすべきことなのか、まわりに流されてやっていることなのか、見極めましょう。
今の社会は情報に溢れています。情報が多いということは選択肢が多いということです。
私たちは常識や親の刷り込みという事前情報を持っています。それをもとに、山ほどある情報から一部を切り取って受け取っています。それにより現実はこうであると思い込んで過ごしています。
あなたの将来や夢、この先どうなっていくかも、その事前情報に左右されています。そこをもう一度見直してみましょう。
あなたの今の生活とこれからの人生、それはあなたが本当に欲して生じたものなのか、親譲り、世間体などの産物なのか?
小さい頃から自分が本当にやりたいことをのびのびとやってこれた人はそう多くありません。たいていが「ちゃんとしなさい」と言われ、一般社会人として”まとも”であることを選びます(または強いられます)。
それが生きていく術となり、そこからはみ出たらやっていけないと思います。
今まではそれで成り立っていましたが、だんだんとその構造も崩れてきています。
まわりの言うことを聞いて従ってきたので自分が空っぽという人も少なくありません。実際は空っぽではないのですが、人からやれと言われたことをこなし、それでほめられるとそれでいいのだと思います。他者に合わせることばかりをしてきたがために自分を失っているのであれば困りものです。
自分が何をしたいか、何が好きなのか…
どういう人物なのか、どこに向かっているのか…
どんな人生を歩みたいのかわからない…
長い間そんなことを考えもしなかった…
ふと、そんなことに気づくかもしれません。
そこに気づいたら儲けものです。そこに人生を変えるチャンスがあるのですから。
言われたことをしていればよかった、あるいは、人に喜んでもらえるように行動していた...それは悪いことではないですが、そこに思考停止が起こっているのなら気をつけましょう。
思考停止、自分で考えるのをやめた人は大衆に流されます。
「みんながしているからそうしていれば大丈夫」
そう考えるのは禁物です。なぜなら大半の人が「みんなそうだから」と従っているだけだからです。その「みんなそうだから」の流れを作っているのは誰なのか?それを考えてください。
レミングの行進のように、みんながそっちにいくなら自分も、、といって次々に崖から海の中に落ちていくのは避けたいですね。
そうさせる構造が世の中にあるわけですから、少しでも変だなとか、疑問に感じることがあれば、しっかり自分で調べて考えて行動しましょう。
そういうことも含め、自分が考えていることを見直してみるといいでしょう。
今月はその岐路が見えています。
自分の本当の望みを今一度見つめ直し、外からの刷り込みを外していくと、おのずと行くべき方向、やるべきことが見えてきます。それをしないままだと今まで培ってきた視点のまま進んでしまいます。
規定のレールから外れたい人は早めに外れた方がいいです。でないと、あとにあるほど軌道修正はしにくくなります。
簡単に言えば、家畜として生きるか、野生として生きるか、です。
前者は与えられた環境で言われるように生きる人生、自分を持たずに言われたことに従順に従います。それでもその中に幸せも楽しみもそれなりにあります。それで満足する人もいるでしょう。
後者は人の手がはいってないような地を自分で開拓していく感じです。自分で考え、調べ、行動します。少数派であるし、楽でないし、人からは変な人と見られます。しかしやりがいがあると感じます。生きている実感があります。
あなたはどちらの人生がいいでしょうか?
どちらにもメリットデメリットはあります。どちらがいい悪いではなく、好みの問題です。中間あたりをウロウロしている人も多いでしょうが、早めに自分の本心を明らかにして、それに従う方がスッキリします。
要は、今月は「自分は残りの人生をこのように生きたい」というのを、自分の本心に問う良い機会だということです。
世の中はそれに反する方向に向かいますから、長いものに巻かれて思考停止になってしまう前にしっかりと自分で考えたいものです。
決断し、覚悟すれば、流れは変わります。今月は覚悟までいかなくてもいいですがこの方向で行くと決めるところまではいっておきたいものです。
では、素晴らしい9月となりますように。
「和音」2024.9.1
追記:
今月のメッセージはわかりやすいですね。
自分の本心を問う。
自分を誤魔化していないか?
あるいはそれにさえ気づいていない?
自分の思い込みに気づくことは自分の見えてないところに気づくことなので簡単ではないです。自分ではやりにくいので、そんな時にコーチがいるといいわけです。
自分の思い込みの外に出るには、自分が信じていることの出元を探ってみるといいでしょう。
例えば、多くの人は地球は丸いと信じていますが、あなた、それを見ましたか?
私たちは丸い地球を実物で見たことすらありません。なのに信じています。
なぜでしょうか?
水平線の向こうに船が消えていくのを見て、自分なりに疑問に思って調べたのであればまだいいです。太陽や月が丸いから地球も丸いだろうと推測もできるでしょう。
でも私たちのほどんどは、学校で学んだから、常識だからそうなんだと信じています。専門家の学者たちがそう言っていると納得しています。しかし歴史なんて勝者の都合のいいように書き換えられています。
なんてことを考え始めると、自分が当然と思い込んでいるいろんなことの信憑性が崩れだします。そうなると、何が真実か?というより、自分が何を信じたいのか?という話になってきます。
自分が信じたことが自分の現実となる。
じゃあ、あなたは何を信じて、これからの人生を過ごすのか?
秋の夜長にじっくりと考えてみましょう。
その前の残暑が厳しいかな?