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2025年のメッセージ

私たちは終末に向かっているのか?

2025年はいろいろとうわさされている年です。とくに日本で。
いろんな情報が飛び交うなか、それに振り回されると自分を見失います。

現在、世界は聖書の終末論に向かって進んでいます。西洋においてこれは根深く浸透しています。意識していなくても意識の底には残っています。それは自分が神に対して正しい行いをしてきたかの審判も関係してきますから、後ろめたいことがある人は罪悪感を感じます。これは悪人より善人の方が感じます。何かが起これば、多くの人が終末に向かっていると思います。それは集合的な意識となり、なんらかの現象を起こす可能性があります。

その点、日本人はその影響をあまり受けていません。日本では別の終末予言が話題になっていますが、キリスト教的終末論を信じている人はそう多くありません。

場を大切にする日本人

日本人はもともと個人主義ではなく集団主義なので、場全体を一つとして自分を重ね合わせてみていました。つまり自分の境界が肉体ではなく、自分がいる「場」でした。それが進むと「間」になりますが、ここでは「場」で統一します。
「場」とは場所だけでなく、その時空間にある情報も含みます。
所有争いをするよりは、「場」を広げたり狭めたり移動させたり変容させたりで、争わずに済むようにします。そのなごりはまだ無意識の中に潜んでいます。

人は特別ではなく自然の一部であり、木々や動物や他の自然物と同等です。
例えば「部屋に箪笥がある」は、「部屋に箪笥と自分がある」になります。この時に自分と箪笥は「部屋という空間の中にある」という意味では同等です。人と物の区別をつけなければ、同じようにそこに存在しています。そういう意識状態を持って場に関わると、今までとは違う情報が入ってきます。

場自体は誰のものでもありません。そんな感覚を持つ先進国の人は日本人だけです。そういう感覚があると戦争は起こりづらいです。ただ多くの日本人が忘れてしまっています。

場の情報とつながる

日本語に「物怪(もののけ)」という言葉があります。物に対して「モノ」と呼び、霊が宿るとします。悪霊や怨霊として使われることが多いですが、長い間使われていた道具や長寿の大木や特別な岩などには神霊が宿るとされます。

以心伝心や空気を読むこと、虫の知らせ、直感などは、自分がつながった場の情報をキャッチしています。それぞれの場にはそれぞれの情報が含まれています。
昔の日本人はそれを感じとるのに長けていたようです。そしてこれは集合意識/無意識にも関連してきます。なぜなら場には集合的な情報がありますから、そこから情報を得ることができれば、それを変えることもできます。
昔、円卓になって祈りを捧げた人たちはそれをしていました。情報の書き換えです。

こういう感覚を国民的に持っているのは日本人ぐらいです。ほとんどの外国人には言葉で伝えても理解できませんが、今は、もともとそれに長けていた日本人が忘れてしまっている状態です。それ以外にも日本人に特有のことはいくつかあります。戦後からずっとそれらを絶やす方向に政策が進められてきて、かなり成功しています。

しかし同時に、このままではいけないと気づく日本人も増えています。そこらの無意識のせめぎ合いがどのように現実の世界に現れてくるか、私たちはこれからそれを見ることになります。

私たちの意識が変わることが早急に求められています。全日本人がそうなる必要はなく、一部の人だけでいいです。臨界値に達すれば一気に増加します。強制終了的なことが起きる前にそれが起これば一番いいです。

あなたはどこに属しているのか?

関連することですが、どこに属するか?も大切なこととなります。
あなたは属しているところからいろんな情報を得たり、人の影響を受けます。
類は友を呼びますから、自分を高めていくことが大事です。そうすれば質の良い人たちと質の良い情報とコネクションを得ることができます。
危ういところと繋がっていれば、危うい情報と危うい人たちと一緒にいることになってしまいます。
流されることなく、きちんと見分けるようにしましょう。

あなたの中ではどんな世界が展開されているか?

一つだけの世界があるわけでなく、パラレルワールド的にあなたはあなたが思い描く世界に向かいます。意識ではなく無意識が思い描いている世界ですから、自分の内面を客観的に観察することが大事です。自分が主に属する世界観の世界が実現しますので、どこに属しているかも大切なポイントとなります。

自分の中にどんな世界、未来を思い描いているのか? 
それは実現しますから、起こってほしいことを思うようにしましょう。
世の中に起こる出来事は自分の内側にあるエネルギーと呼応していると思いましょう。一人一人が自分自身の精神性を高めていくことがとても大事になります。

外の世界がどうなっていくかが自分の内面から始まるとすれば、自分自身がしっかりと邪気を払い、本来の状態(自然体)に立ち返ることが大切になってきます。

本来の状態は今の社会の中では異質に見えます。しかしながら今の社会の方がおかしくなっていますから、そこからズレるなら、まともになっていってるとみていいでしょう。世間に従うよりも、自分の雑念邪念を払い、天地和合の気を感じながら穏やかに過ごしましょう。

嵐は来てもいつか過ぎ去ります。台風も予測を外れて進路が逸れたり弱まったりすることはよくあります。おそれと不安、罪悪感は禁物です。前向きに物事をとらえましょう。

この一年をエキサイティングに楽しみながら過ごしていきましょう!

「和音+α」2025.1.1


追記

今回はざーっと書き出しましたが、わかりづらかったり、表現がいまいちそぐわなく書き直したり削除した部分があります。それでもまだわかりにくい気がします。
ほとんどの毎月のメッセージは手直しをしないのですが。

日本人を特別視するつもりはないですが、他民族と比べて違うところがあるのは否めません。最近はだいぶんやられちゃった感がありますが、日本人の良いところを引き出していきたいですね。

あなたや地球にとって素晴らしい一年となりますように。
本年もまたよろしくお願いいたします。

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