2023年7月のメッセージ
7月はざわざわと心落ち着かない月となりそうです。どことなく中途半端感があり、あちらでもない、こちらでもない、どっちやねん?的な煮え切らなさがあります。
一方に突き抜ければ、ある意味、スッキリしますが、便秘のように出そうで出ない、何かが起こりそうで起こらない、行動しそうで足踏みしてしまう、でも進みたい・・・みたいなどっちつかずの雰囲気があります。
そのためイライラする人が増えそうです。暑さも相まって不機嫌度が増します。
そんな時こそ涼しい顔をして過ごしましょう。一緒にしかめっ面をしていると、同じエネルギーに巻き込まれます。突き抜けようが、突き抜けまいが、私は私が進む方向に行くし、関係ないよ、と清々しい顔をしていましょう。
イライラの原因は実際はどうでもいいことです。重大なことでイライラするわけではないのでスルーしましょう。自分のイライラにしろ人のイライラにしろ、まともに請け負うと、そこにエネルギーを注いでしまいます。
イライラくんには勝手にイライラしてもらって、あなたは違うところに意識を向けましょう。
どちらにしろ不完全燃焼感はありますが、そこもあまり気にしないほうがいいです。そのせいで体調が不調になる人もいます。体調管理は自分でしっかりしておきましょう。
この中途半端で煮え切らない感じは、行く末が不透明な印象があることとも関係しています。この先、世の中はどうなっていくのか?不安材料がいっぱいなので、つい心配してしまいます。
しかし心配したところで、なるようにしかならないところはあります。事前に対応、準備できることはしておいて、あとは楽しく過ごしましょう。
将来の不安にとらわれるのは、本当にやりたいことをやっていないからです。
「どうしたらいいかわからない」と思っているのなら、きっと外の情報に振り回されているのでしょう。
しばし外部情報を遮断して過ごすのも良いです。ゆっくり一人の時間をもつことで自分を取り戻すことができます。毎日忙しくしているのなら、どこかで時間をとってゆっくりと自分を見つめることをしましょう。
旅行などして環境を変えるのもいいです。観光ツアーなどに参加するより、一人旅など一人の時間が取れる方がいいです。
世の中のザワザワ感に接したくない人は人混みを避けて過ごすと良いです。
今月はどんどん前に前進というほどではなく、低迷感があります。
平常心が保てていれば上出来です。
全体的なエネルギーは落ち気味になります。その影響を受けないようにしましょう。そういうエネルギーを感じたら距離をとりましょう。
また自分自身がそのようになっていないか要チェックです。自分のことは見えにくいですから。
類は友を呼びます。まわりにイライラしたり、愚痴ったり、不安がっている人が多いとしたら、あなたも似たエネルギーになっています。気をつけましょう。
自分で自分の気持ちを高く保ち、まわりより一段高い視点を持つようにします。そうすると、まわりの人たちにどう接すればいいかが見えてきます。
多数が浸ってしまう低迷感を客観視して、そのフィールドの外にいるのなら、爽やかな風を感じることができます。そういう人たちは為すべきことがあります。淡々とそれをしていけばいいです。
織姫と彦星が出会う七夕は年に一回。
その日に雨が降ったら、年に一回のせっかくの機会に会えないなんてかわいそう、と思う人もいます。
雨は地球上の話です。天上では雨は降っていません。彼らのランデブーに地球の天候は関係ありません。
織姫と彦星の話は人が作った話ではありますが、根拠がないわけではありません。織姫と彦星が会おうが会えまいが、私たちがとやかく言う筋合いはありません。
余計な干渉はしないことです。いらぬ干渉はいらぬ同情から始まります。
中途半端などっちつかず感は人間関係にも出ます。自分と他者をごっちゃにせず(つまり自分の思いで他者や現実を判断しない)、お互いを自立した存在として扱うこと。
でないと自分の期待を相手に投影させたり、不満を相手のせいにしたりと自他をごっちゃにしてしまいます。冷静に判断する力が弱まる時期なので、それには気をつけましょう。
あまりいいことが出てこなかったですが、まわりのエネルギーに巻き込まれず、
淡々と過ごしていく分には、水の中を歩くような抵抗は少々感じますが、黙って我が道を進んでいけばいいです。
大勢の人からできるだけ距離をおくのが良い月となります。
では、健やかな7月をお過ごしください。
「和音」2023.7.2
追記;
宙ぶらりんな感じがしそうな雰囲気ですね。
いろんなことが移行期、変化期にあります。新と旧がつなひきをしています。
「旧」をより良く変えようと見直すより、「新」を開拓、構築していく方が変化も早いし、大きいです。
古いバージョンのスマホを修理して使い続けるより、新しい機種やOSにする方がはるかに便利で快適になるのと同じです。
個人で言えば、「過去や現在を顧みて、自分のここが良くないから変えよう」ではなくて、「過去はどうでもよく、未来の自分や世界がどうなったらいいか?」が先にあって、今を設計します。
学校教育システムを変えたいと既存の関係者や制度に働きかけるより、新たなシステムの学校を別に作ってしまう方が早かったりします。
従来のフィールドの中ではなく、新しい場を作って始めちゃえ、ってことですね。
今回のメッセージは情動部分が中心で書かれています。
まわりの影響を受けて自分が揺らぎやすくなるのでしょう。
その揺らぎの違和感をまわりに合わせるのではなく、「そっちじゃない、こっち」と自分が本当に望んでいる方向に方向転換しましょう。
今までの固定化された状態が「これでいいのか?」と揺らぐわけなので、自分が望む方向にその揺らぎを利用すればいいです。臨場感の強い方が現実化しますので、「これでいいのか?」と現状が揺らいだ時に、「こっちだよー!」と自分が望む方向に舵を取りましょう。
そのためには自分がどこに向かいたいのか?
ある程度、把握していることが大事です。
「まさかそんなことが!?」と思えることを設定しておく方が理性のタガが外れやすいです。すると無意識が思いもかけぬきっかけをもたらしてくれます。
上記メッセージには出てきませんが、今月のどっちつかず感をそのように応用するといいです。
中途半端な煮え切らない感じをそのまま「なんか煮え切らないなー」で過ごしてしまうと現状が維持されます。
つまり煮え切らないままに今まで通りの現状が続き、「やっぱり人生こんなもんか...」と、”その他大勢”のエネルギーに取り込まれていきます。
できるだけそうならないよう、そこからピョンと飛び出して、かもめのジョナサンのごとく、もっと高い次元を目指しましょう。
その差は来月以降、見えてくるかも?
ということを心に留めて、今月を過ごされることをお勧めします。
人それぞれ環境やステージは違います。「まさに私へのメッセージだ」と思う人もいれば、ピンとこない人もいるでしょう。自分に照らしわせるとどうかな?と参考にしていただければ幸いです。
では、楽しい7月となりますように!