狭い

私の寝床は日に日に狭くなっていく。ワールドカップを一緒に寝床で観戦し、そのまま寝たことをきっかけに次男と眠ることが増えた。
最初は単純に嬉しかった。言葉を話す様になってから「パパ嫌い。あっち行って。」と発する次男が、ママ大好きだからこそ発する言葉だとは理解していても、可愛くは思えなかった。そんな次男が自分から寄ってくると、可愛げの無い子だと感じていた部分があるからこその幅で、余計に可愛く感じてしまうものだ。
しかし、一つの布団に二人で横たわるとなると物理的に狭い。寝相は激しめの次男となると尚更である。夜中に目覚めることも増えてきた。感情は嬉しいだけでは済まなくなってくる。次の日が早い日などは、眠りの妨げが気になることも増えてきた。
そこに加えて最近は長男も隙間を縫う様に布団で眠る様になって来た。もはや収容所の雑魚寝よろしくである。対策を考えねば身体が悲鳴を上げだす日も近いと思われる。

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