ハッピーセット

マクドナルドに来ている。ハッピーセットのキャンペーン商品が「すみっコぐらし」に代わったことで、すみっコ大好きの娘が駄々をこねたためである。
マックの商品は軒並み値上がりしている。円高と伴った原材料費高騰を理由にしたものであるが、元々が薄利多売のシステムであったマックからすれば、値上がりのタイミングを虎視眈々と狙っての絶好期を見計らってのことであろう。
しかし、最安値65円で販売されていたハンバーガーが150円である。差額は二倍を超える。
ついつい、適切価格について考えてしまう。
ハンバーガーひとつに150円の価値があるのか。世界的なインフレで100円のハンバーガーが1.5倍になったことは、諸外国が2〜3倍の価格に物価高騰していることに比べると可愛いものである。
諸外国の賃金は2〜3倍に上がっていることと比較すると、日本では賃金は横ばい。大企業がようやくちらほらと賃上げし始めたくらいであり、私の様な零細企業勤めでは賃上げは望めない。
ハンバーガーの適切価格はいくらなのだろう。やはり、ハンバーガーの価格が200円になろうともビクともしない経済基盤を手に入れる事が1番の解決策なのであろうが、現状は難しい。
恥ずかしながら100円マックに戻って欲しい。というのが私の願いだ。

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