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よう実12巻を読んで

作者あとがきを読み終え、まずはお身体に鞭を打って書いてくださった衣笠先生に感謝🙏
めちゃくちゃ面白いものを書いてくださり、ありがとうございます。
ご無理せず、素晴らしき三年生編に向けてゆっくり療養されてください🙇‍♂️
いや、ほんとは続きを読みたくてたまらないんですが、でもでも、ご自身のお身体や成長盛りの娘さんのことが第一です!! 
その間に私ら読者はあれやこれやと想像して楽しみます😌

さて、12巻ですが、本当に、本当に色々とありすぎたので、焦らずゆっくり掻い摘んで整理していきつつ、今回見どころになったところや、この先楽しみなところなど書いていければと思います。

(ちなみに今まで全て電子書籍で読んでいましたが、今回ばかりは内容が内容だけに、1週間遅れの配信を到底受け入れられず、紙の書籍を購入しました。電子書籍はとても便利だけれど、紙であれば本棚の良い位置に陣取らせておくことで、普段から目に付く機会が増えて、自然と再読の機会を得やすいメリットがあると思っております。電子書籍はピンポイントに「あの本を読もう!」と思い立たないといけないので、再読のトリガーという面では紙に劣る気がします。よう実はピンポイントに再読しちゃうんですが!!)

ということで、まだ未読の方も多くいると思いますので、以下ネタバレ注意です⚠️
※12.5巻まで相当時間があるので複数回のノート分けて書くつもりです。


まずは12巻を人別に整理し、分かったことや疑問点などを列挙していきます。
論点洗い出しのブレインストーミングに近い手法です。
次のノートでそれを詰めます。
※読了直後なので分類の不完全さや口語文はご容赦🙇‍♂️


① 前巻までの清算的接触(起承転結の

・長谷部(旧綾小路グループ)→彼女のやり直したいという思いに対して綾小路は関わる気なし、価値なしとまで😓 でも立つ鳥跡を濁さずというように、天沢を使ってスマートに退ける。堀北クラスの仕上げがもう近いんだね。

・天沢→学校に繋ぎ止めてあげようとする綾小路は前巻に続いて優しげ。
 ※なお、今後の七瀬への布石も含む

・鬼龍院(南雲)→☺️(別に何もないけど鬼龍院推しなので嬉しい)

② 今回進展のあった接触(起承転結の起承転

・星乃宮→冒頭の独白と綾小路との会話にもかかわらず、試験開始以降は何も無し。不気味。綾小路が圧倒的すぎて何もできなかっただけだろうけど、より一層何をしでかすかわからぬ…。

・軽井沢→フラれるまで秒読み入ってる😅 あくまで成長を想定して接している綾小路を考えると、失恋で一度的に壊れても、その後強力な戦力として、かつ魅力的なヒロインとして再起する可能性は大いにあり。

・松下→能力の高さを改めて描写された形。そして綾小路が実力を見せると言って有言実行したことから、次巻もやりとりがありそう。

・啓誠→精神面での彼の成長をわざわざ描写したな👀
 松下と言い、堀北クラスの戦力を見せびらかしているみたい👀(メタ)

・神崎→最近赤ちゃん返り気味でおかしいな、次かその次くらいにどうにかしてあげてください。神崎は一ノ瀬よりよっぽど綾小路に依存してるというか、切羽詰まってるし…。

・堀北→一ノ瀬にボコボコにされて心折られたけど、過保護な綾小路くんが彼女が健全に落ち込めるように指導してくれたので、すぐに復帰してくるでしょう。そして健全に成長するでしょう。堀北の健全的な成長が、綾小路と最も対になってると思うし、最後はこの2人の決戦だろうからね!ただ、別観点として、綾小路が抱きしめちゃったので、変なことにならないと良いけど。堀北に限って変なことなんて何もないよ…ね…?

・一之瀬→綾小路の話をどう受け止めるか次第なのだけど、考察が一番難しい。それでも好きになるのか。今回綾小路があんなやり方で一之瀬に勝ちに行ったことは、そうしないと勝ち目がなかったというより、元々一之瀬に言う予定だったことをこのタイミングで言ったという印象なので、まず間違いなく綾小路はここからの一之瀬の変化を期待してるのね。全員を助けるような彼女の考え方が綾小路への恋心をきっかけに必要なら他者を排除する、手段を選ばないという発言もするようになっている(9巻)。そこから更に変化を求めているということ。綾小路がそもそもやばいやつでも愛せるのか、人を愛するとは何か、という問題の叩きつけ。ここらへんは本当に難しい…また後で詰めます。

・時任→成長を描写したね!前回の清算的意味もあるけども、これをやられた時点で、龍園クラスが勝つ布石になっていたのかもね。Aクラスは全然新たな成長が描かれなかったもの。坂柳を除いて。(橋下も一応変化のきっかけくらいは得た)

・龍園→負けを認めたのに、坂柳が自ら負けを選択したので、彼らしいやり方でどうにか退学契約を撤回すると共に綾小路より先にリベンジする相手として坂柳を再認識すると思われる。そこまで読んで四つ巴を実現させようとした綾小路の策略だと信じてる🥺

・橋本→涙→何か変化したな。12.5で判明するだろうが、どう変化したのかな? 

・坂柳→龍園らしい荒業で退学を回避できるとして、綾小路に望まれていない絶望がある以上、退学しようがしまいが終わってます😭
なので、退学回避するとしたら、新たな何かを見つけるところまでがワンセットのくだりになるはず。成長を感じさせる龍園と完成している(つもりの)自身を比較して、自身のリミットブレイクの可能性を見出してください。今回の考え方が変わり始めた坂柳というのは、その伏線じゃないでしょうか。実際、綾小路と電話している坂柳のシーンは、新たな覚醒を予感させるような戦慄を読者の私は覚えましたよ!?綾小路もそうでしょ? 見ているか、綾小路😡 あの、お願いします🥺

・前園→シンプルな弱者切り捨て感😓

対人③ 登場無しだったが気になる人

・櫛枝→メタ的だが、作者があえて平田の方を使ったのはなぜかな? 櫛枝も有能なのに参加者としてのスポットライトもなかった。

・天沢以外の一年生たち→次は出てきそうな感じ。それも、何か新たな進展を伴って。

・高円寺→三年生編のどこかで綾小路と戦うんじゃない?と思う(願う)ので次巻の動向に期待


もう一回読んで、次回深掘りします!見落としも多そう!

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