白昼夢の青写真 ライブイベント『Epiphany』感想
お疲れ様です。
11月10日に行われた白昼夢の青写真 ライブイベント『Epiphany』の感想を今更ながら綴っていこうと思います。
私は、北海道の片田舎の出身であり、昔から歌手のライブに行くことができませんでした。ましてや、エロゲ関連のイベントは札幌のような地方都市ですら全く行われないのでこれまで30年以上まるで縁がなかったのです。
期待に胸膨らませて行った私でしたが、結果的にその期待は大いに裏切られる結果となりました。その理由をいくつか述べていきます。
1つはチケット代が高すぎだということです。
多くのエロゲオタクというのは、一般アーティストのライブに行ったことがないのでしょうか?
山野ホールという会場は、山野美容専門学校というところの付属の会場であり、そのキャパはせいぜい800人。レンタル料も一日およそ20~30万程度。なのにチケット代は最安値で8800円。
8800円なら、横浜アリーナ(13000名収容)のGLAYのライブの、しかもS席の値段と同じです。
こんな学生の学芸会のためのホールの席が、横浜アリーナのA席よりも高い時点でぼったくりもいいところです。これで疑問に思わないのであれば相当飼いならされた信者と言えるでしょうね。
きっと昼夜公演、グッズ代も含めたら2000万近く儲かったでしょう。良かったね(笑)
そんな会場だから、客のトイレが一つしかなく、開園一分前になってもトイレは長蛇の列でした。(これはグーグルのコメントにもありました)
バンドもギター、ドラム。ベース、キーボード、ボーカルだけの極めてシンプルな構成でした。
その程度なら下北沢や渋谷のライブハウスと大して変わらないのでは?
2つめに、やはりボーカルが変わっていることに到底納得できないからです。
yuki氏は熊本在住であり、近年は病気(多分メンタル的な)も患っているらしく活動が難しいという理由も分かりますが、初代PC版からswitch版までずっと聴いてきたyuki氏の歌声が聴きたかったというのは大きいですね。
本人も相当な無念だったことでしょう。ブログにも書かれています。
ここだけの話。
私は後ろの方から会場全体を見渡しながら観ていたのですが、お客さんたちが楽しそうにはしゃいでいる姿を見て、ここだけの話。
私は後ろの方から会場全体を見渡しながら観ていたのですが、お客さんたちが楽しそうにはしゃいでいる姿を見て、すごく嬉しくて、でもすごく悔しくて、手に爪を立てて泣いちゃいました。
仕方のないことが積み重なって今があるのですが、そうは言っても気持ちだけはいつも前のめりで。
いつか、いつか、と思っているけど、本当にそのいつかは来るの?と。
ぜんぶ自分次第。
焦っても仕方がないのですけどね。
すごく悔しくて、手に爪を立てて泣いちゃいました。すごく悔しくて、手に爪を立てて泣いちゃいました。すごく悔しくて、手に爪を立てて泣いちゃいました。
これは、一番やっちゃいけないことじゃないのでしょうか?
このメーカーのせいなのかポニーキャニオンから圧力があったのかどうか知りませんが、30代で扱いずらい歌手よりも、若くてフレッシュで容姿も悪くない歌手を売り出すためにyuki氏を降板させたととらえられても仕方なくないですか?
私は、ぽっと出の小娘の歌を聴きにきたわけではない。
正直Hinanoには何の魅力も感じない。東京生まれで、母親は音大卒で、楽器もできない、MCも満足にできないお嬢の小手先の技術に頼った巧いだけの声が聴きたいわけではなかったのだ。
yuki氏のキャラクターの心の叫びが聞こえてくるような魂の歌声が聴きたかったのです。それをメーカーが踏みにじったと思われて当然ではないでしょうか?
しかし、twitterでも現地の会場でもそんなHinanoを絶賛している飼いならされた信者がほとんどなのです。私はまるで動物の群れに一人放り込まれたような疎外感をずっと感じていました。こいつらは、原作を本当にやったのだろうか?どうしてこんなにも薄情なんだ??と。
三つ目に、先ほど少し触れたように信者の民度が低いことです。
AKBが流行りだしてからなのか、”推し”とかいう単語が普及しだしてからなのか私には不明ですが、近年ライブMC中に余計なチャチャ入れるキモ・オタクが多すぎではないでしょうか?
例えば
歌手「つぎが最後の曲となりました!」
「今来たばっかり!!!」
「明日もやって!!!」
とか
「昨日は緊張で眠れませんでした」
「おれもー!」
とか誰も訊いてないことを叫ぶキモ・オタクが本当に増えました。
地下アイドルの文化を地上に持ってこないでほしい。
地下に籠っていてくれ。
願わくばそのまま土に還ってくれ。
ゴリゴリのロックバンドやメタルじゃあるまいし、もう少し静かに観るのが常識なのでは?そんな連中のなかに自分がいることが苦痛で仕方なかった。
というわけで、もうオタク系ライブに行くことはもうないだろう。
オタク系にかぎらず、ライブは魂を吸い取られる気がします。
元々、音楽とは宗教的儀式で発展したものであるし、近年はバックにヤクザやカルトやマネーロンダリングがあると思うと、心から楽しめないですしね。
ライブやフェスではしゃぐのはもう、みんなで卒業しましょう。
ここまで読んでくれた皆様に多くの幸運がありますように!!