{白昼夢の青写真}とメタバース
先日、巷で流行っていたPCゲーム、白昼夢の青写真をやり終えました (と言っても発売は四年前ですが)
七月に朗読会、十一月にコンサートと他メディアミックスもされており、近年衰退の一途を辿るエロゲ業界で最もアツいタイトルであることは間違いないと思います。
一人四役を完璧にこなす声優浅川悠さんの演技、四つあるOPも音楽もどれも素晴らしいですが、読み終えて靄っとした気持ちもあります。
なぜならこの作品、ロスチャイルド系に出資された作品だなあと思ってしまったからです。
内閣が提唱するムーンショット計画に近いなと
CASE0において、ヒロインである世凪は、下級国民でも海斗と一緒なら幸せだと何度も言うのですが、海斗は出世したい出世したいと研究にのめり込み、結果的に悲劇を招くことになるのですが、いまいちそこが海斗に感情移入できなかった点でしょうか。そもそも世凪が海斗に惚れていた理由も最後までよく分かりませんでした。
私はいまいち出世したいとかいう欲がないからかもしれませんが。
これでもっと妻と対話するべきだなあと改めて感じました。
白い巨塔ので、タワマンのてっぺんに住んで見下ろしたい、と語る財前五郎に対し、みんなと同じ高さの場所に住みたいと語った愛人の花守ケイ子を思い出しました。
緒乃ワサビ氏は小説『天才少女は重力場で踊る』。
において気象操作に対し作中で言及されています。
ロスチャイルドに書かされたかは分かりませんが裏事情に精通していると見て間違いないと思います。
記録的な猛暑、台風、原発事故による放射能、さまざまな異常気象、環境毒に犯される我々日本人にとって、仮想空間は本当にイーハトーヴになりえるのでしょうか?
それとも、地獄への入り口か?
いずれにせよ、25年後にはハッキリしていることでしょう。
ここで私の好きな映画、レディプレイヤー1のラストシーンのセリフを引用します。
ハリデー「私は現実世界に居心地の悪さを感じてオアシスを創り上げた。人とどうつながっていいのかが分からなくて。私は恐怖におびえながら人生を送ってきた。人生の終わりが来るとわかったその日まで。その時、私は気づいたんだ。現実は恐ろしくて苦痛に満ちているけど、うまい飯を食べられる唯一の場所なんだ。なぜなら、現実だけがリアルだから」