コロナ療養記(1)
甘かった。
何もかも甘かった。
今さら何を、と笑うだろう。
滞在先で、家族全員コロナ感染。
PCRの検査翌日
予想より早く、朝食前の時間にメールが来た。
早く知らせたいのか。嫌な予感しかない。
陽性 の、赤い文字。
誘目性高き文字に一寸戸惑った。
微熱っぽさ全開の疲れた眼に、この赤は少々きつく染みる。
私の場合
コロナの症状は、風邪などのそれより日々刻々と変遷する。
コロナ初期の症状
鼻づまり
刺すような喉の痛み
微熱 37℃前半
笑うとき、横になったとき咳が止まらない
くしゃみ 2-3日目ごろ
コロナ中期の症状 👈🏻たぶん今ここ
軽い咳
倦怠感 3日目ごろからじわじわ襲われる
結膜充血 ごく初期のみで消失したかと思いきや、4日目から再燃。市販目薬で耐えられる程度。
微熱 いったん落ち着いたが、4日目から再び37℃超。
オミクロン株かデルタ株か、本人には分からない。
家族一様に「コロナはなかなかしぶとい」と言っている。
ころころ症状を変えながら、だらだら侵食していくのが、他の感染症に比して厄介な印象だ。