トルネコ異世界TA75分切りについての所感

はじめに

おざす。
2024年12月3日に自己ベが出ました。

2019年4月に77分が出てから、ずっと目標にしていた(絶え間なく取り組んでいたわけではないですが)自己ベと75分切りの同時達成を成し遂げました。
前回の自己ベは当時の自分の力量からすると明らかに出来過ぎなタイムでしたが、今回のものは力量と試行回数(こっちのウェートの方がでかい)に見合ったタイムだと思うので、報われて万歳といったところです。

2022年頃から100分切りがコンスタントに出せるようになり、同時に85分くらいのタイムもちょくちょく見かける程度に上達したのですが、75分切りにはカスりもしないといった状況が続いていました。
81分でクリアした冒険も2回あったのですが、その冒険をやっている最中でも「これじゃあ80分も切れへんなぁ、というか切れても75分越えたら腹立つしなぁ」と思いながらプレイしていたのを覚えています。
力量的にはもうとっくに75分切りを出せてもおかしくないモノがあったと思いますが、ずっとそんな感じでした。

じゃあ何が足らんかったのか。
結論から言うと、「1Fから99Fまで同じスピードで走る意識」でした。
以下、意識とか精神とかの曖昧な話が続きます。
また、必ずしも実際のプレイに完璧に当てはまるものではないことに注意。

加速思考よさらば

まえのぼく

よく私は配信で「低層なんかどうでもいい」、「なんなら低層遅い方が良い」と言っていました。
120~90分切りが目標なら真実だと思います。
加速潜法、低層中層で力を溜めて深層で爆発させていく潜り方ですね(今生み出した造語)。
そのあたりのタイムは大量生産してきたし、そのあたりのタイムを目標にした冒険もめちゃやってきたので、出し方は熟知しています。

では、75分切りを目標にしている冒険での潜り方はどうだったのか。
そのようなクソ速タイムはこの加速潜法の延長線上にある、と捉えていました。
厳しく装備ループして、状況が整ったら一気呵成で駆け下りていく。
装備ループしたぶんちょっと低層速いし、その先には想像以上の展開運が待っていて、私を75分切りへ連れて行ってくれるはず……。
そう考えていました。加速潜法の理想形のように思えます。

しかし、これがビッグミステイクでした。

いまのぼく

結局私の力量では75分切りは今できる最速を積み重ねていくやり方でしか出せないと気付きました。
最近ありがたいことに親父が流行していて、80分を切ってくるようなプレイヤーも現れているのですが、そのような人たちは皆その場その場が最速になるプレイを心がけているように見えます。
真逆とまではいかずとも、以前の整えて整えてレッツゴーの私とは遠いところにあるプレイスタイルです。
2024年12月に入るくらいまで、自分の取り組みが絶対に正しいと信じていたので、ほとんど他人の配信や動画を観ることもなかったのですが、完全に手詰まりになっていたところでそのようなプレイスタイルを目にする機会があり、これ試してみるのもアリか~と思い至りました。
今までと違うやり方の鍛錬を積むためにも、ループもなしに流れに身を任せて各場面各場面での最速を意識して潜り始めると、初日で73分が出ました。
これは偶然ではないと思います。

タイムをまとめるなんてクソくらえ

親父は目標としているタイムが出しやすいです。
冒険の途中から目標を変えて今から何分くらいでいきますということもできる人が多いです。
途中までかなり遅かったけど110分くらいにまとめたぜとか、プレイヤーが今このタイムなら打開は何分だなと言っててその通りになったとかよく聞く話だと思います。
クソ速タイムを狙うにあたってこのような「まとめる思考」が出てしまうともう負けなんじゃないかと思っています。
「今から75分に間に合うためにはここで何分使えるから云々」といった見通しを立てるのはよくないです。
なぜなら、75分って本当に時間がないからです(アホみたいな文)。
先のことを考えて動ける時間的余裕がありません。
90分切りまでの理想系である後半加速潜法ではまず間に合いません。
タイムを意識した行動が好タイムを狙ううえでの阻害となるということです。なんか哲学的精神世界だなぁ。
私はかなり前からRTAタイマーを使用していませんが、一応そういったタイムを意識した行動を避けるためという理由もありました。
メインはキー操作が面倒くさいのと、ゲーム内タイムが常に表示されているためリアルタイムを記録する必要はないと考えているという理由ですが……。


以下ちょっと趣旨が変わりアイテムや進行の話になります。


いちしの・レミーラ


ところで、タイムに直結するアイテムのいちしの・レミーラの使い所はトップ層でも割れています。
私のいちしのの使い所は結構適当です。剣悪ラットあたりの面倒な開幕で使っていっても吉かと思います。
私はレミーラを16~25Fで使うことはないですが、使う派の理由は明確で、諸々ダルくてそこが一番遅れると思うから、でしょう。
16~25Fで使わず基本竜以降まで持っていく理由は、主に以下の3つです。
言い忘れましたがルーラ進行前提です。

  1. トルネコとアイテムが成長しているため、レミーラを振って近かった場合歩いて向かえる。
    75分切り狙いの16~25Fは基本的にレベル9か10であり、敵処理アイテムも十分でないことが多いため、階段が近くても通路や部屋で鉢合わせると状態が悪化しやすい。

  2. クソマップが多い
    パターン9・水路階・宝物階がクソマップの定義。
    76F・77F・79F・80F・84F・90F・97F・98Fと目白押し。
    16~25Fのパターン9は17F・22Fの2フロアのみ、水路階での四方八方からのブレス攻撃もない。

  3. ダースドラゴン
    説明不要。

「なんかさっきイマデキルサイソクヲツミカサネルーって言ってなかったか?低層で拾ったら使ってええんちゃうんか?」と思った方は鋭い。
私なりの結論としては、「75分切りならここは安定取ってもまだ間に合う」ということです。
65分切り狙いまで世界が進んで、16Fですでに祝福されたものを持っていて、あと2本拾える前提で進むといった領域までいけば私も低層レミーラをガンガンやると思います。
75分切り狙いでもオプションというかプレイスタイルによってはアリだと思います。

武器~さきぼそりじゃなきゃ嫌、という発想は捨ててください。その発想は捨ててください~

さきぼそりだと戦わなくて良い敵と戦ってしまいがちです。
開幕部屋でアイテムを取るために1匹くらいならと手を出したり、確率でワンパンがとれる水ゾーンやアーカンディードガルロをしばいたり。
これがタイムに結構な悪さをしています。

ここで120分切り狙い最強とされるグレソ浮が復権するという激アツ展開です。
ルーラ冒険のタイム的最難関候補の浮遊で、追いかけてくるヘルトスメキラと戦うことができますし、それ以降はほぼ戦えないのでひたすら逃げざるを得ません。勝手にタイムに貢献します。
グレソ悪は上にもあるアーカンディードの他にはどうしても片付けなければいけない位置にいるデマシンを倒すくらいしか役立たないうえ、ヘルトスメキラを倒せません。

当たり前ですが戦闘力ではさきぼそりが最強なので不等号が逆転することはありません。
低層はもちろん、中層深層のどうしても戦闘せざるを得ない状況などで雲泥の差が出ます。
余計な殺生はせずルーラに任せる自制心が大事ということです。
そして、低層でさきぼそりが手に入らなくても悲観的になる必要はないということです。

白紙、大部屋対策など

低層で拾った白紙

今最も強いと思っている使い道は1枚目即箱ニフです。
飛び道具の付け替えや大砲の管理を全部飛ばせて、手に入るものは全て本物になります。
トータル1分20秒くらい縮まる気がします(←なんの根拠もないことに注意!)。

大部屋は完璧にアイテムが揃ってからのバクチでアリかなぁと思っているぐらいです。

クソ速狙いでは敵と交戦せずに(=タイムロスせずに)ステを確保できるしあわせドープをレベル10~12で行い、レベル15~18くらいまで上げるというムーブがほぼ必須なので、先に箱分裂でサクッとレベル11くらいまで稼いでおくことでドーピングのタイミングを数レベル遅らせて、後の優位性を図るというのも悪くないかと思います。ただタイム貢献度的にはどうかなー。
好きなように使ってください。

大部屋アイテム回収

しなくてよいと思います。


おわりに

何の構想もなく思いついたことを書いていて疲れたので終わります。
サイレント加筆修正していこうと思います。

初稿(2024/12/11)




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