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当社にDE&I推進室ができた話


「DE&I推進室」設立の背景

ワーキンググループで2年近く活動し続けた後の2023年1月、DE&I推進室が設立されました。
これまでは課題ベースで活動してきましたが、部署の新設とともに部署としてのミッションと、それを果たすという責任がセットとなりました。
おおー、やっと会社としてDE&Iに取組むという意思表示が出た!と、部署のミッションを確認していたところ、何やらちょっと毛色の異なるキーワードが…

追加されたミッション・・・それは「ESG」

ESG!急に出てきたじゃ~ん!!
DE&I推進室が新設された背景に、ダイバーシティの推進だけでなく、その当時どこの部署でも対応できないESGへの対応という目的がありました。
この頃から、「温室効果ガス削減に取り組む」や「人権に関するポリシーを規定する」等が契約のマストというお客様が増え始め、当時はそれを人事で対応していましたが、これをDE&I推進室が担うことになったというわけです。
実際には環境と人権はDE&I推進室、ガバナンスは法務が主体となって動いていますが、正直今でもこの組織構成には違和感がありますw
が、当社の規模的にもこれが現実解かなとも思います…

部署名を「DE&I推進室」にした理由

このような背景から部署名は「サステナビリティ推進室」のほうがしっくりくるのでは、という議論もありました。
ただ、昨今の企業運営においてサステナビリティはもちろん重要という前提ではあるものの、まだ会社として積極的に取り組んでいく方針はありませんでした。
そこで、部署名はこれまでの活動と地続きとなるようDE&I推進室とし、これまで私たちの中で語られてきたD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)からDE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)にアップデートしました。
性別や国籍、育児をしている人とそうでない人、関東圏に住んでいる人と地方に住んでいる人など、異なるバックグラウンドを持った社員が増えてきている中、それぞれのバックグラウンドに合わせた支援をしていきたいという想いを込めたのでした。

構成メンバーは全員兼務

そして、構成メンバーは全員兼務。。。上述のとおり、当社の規模感として一人を専任として置けないのはやむなしでした。
永江(副社長)、鈴木(人事)、小松(広報)、そして私も責任者でありながら採用と兼務。
ただ私としては、DE&Iを意識した採用活動ができるし、小松は広報だからこそ、ジェンダーアライ部のイベント企画などもサクッとできたりするので、意外と良いかも?と思っています。(ジェンダーアライ部についてはまた、別の機会にお話します。)

・・・

次回は、DE&I推進のロードマップについて書きたいと思います!部署が設立され、課題ベースではなく目標ベースで活動することになり、ロードマップを作ることになりました。でもこれも一筋縄ではいかなかった。。。


"ジェンダーアライ部"について
ジェンダーアライ部は、IT業界におけるジェンダーギャップ解消を目指す、企業の枠組みを超えた仲間が集うコミュニティです。
性別に基づく偏見に反対し、すべての性別の権利と平等を支持・推進する人々を「ジェンダーアライ」と定義し、部活のように明るく楽しい雰囲気により、多くの人たちが参加しやすい場にしたいと考え、このコミュニティ名を”ジェンダーアライ部” としました。
「IT業界のジェンダーギャップを解消したい」という想いを持つ色々な立場の人と一緒に、IT業界の労働環境改善やアンコンシャスバイアスについて学びながら実践につなげていく場にしていきましょう!

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