104期Holiday∞Holidayと104期スリーズブーケ、乙宗梢について思う事

はじめに私の蓮ノ空との出会いについて話させてください。

当時アニメと映画も含めラブライブ!作品は全て履修していたのですが、曲を聴くという事をせずアニメ作品として楽しんでおり、1番ハマった作品が虹ヶ咲でした。
それを知ってかプロデューサーの友人に異次元フェスに行かないか?と誘われ当たったらいいなと申し込んでみた所、まさかの人生初ライブで初全通を経験する事になりました。

そして2日間通して1番の衝撃を受けたのが正にHoliday∞Holidayです。今でも初めて聴いた時の事を思い出せる程にとんでもない歌です。手持無沙汰にならないようブレードは買っておけと言われ持って行った異次元フェス仕様のブレードを雑に振る事も出来ずにただ突っ立って聴き入ってしまいました。

二日間のライブが終わり熱が冷めやらぬまま活動記録を観ると……そこから蓮ノ空にどっぷりハマっていく事になります。ちなみ一緒に行った友人ももれなくハマり綴理推しになり、私の地元の友人にHoliday∞Holidayだけでも勧めたら次に会った時は素顔のピクセルなど私がまだ知らない曲も自分で調べて購入してて驚きました。


103期Holiday∞Holidayと全国大会敗退

活動記録を観て歌詞を改めて見てみると、私はというより蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さんの共通認識とは思いますが、梢から見た花帆を歌ってるなと感じると思いますし、この時私も思っていました。
のちにちゃんと解決しますが沙知先輩の事、慈のケガ、綴理との確執はあれど、そこからただ明るくも強引に引っ張ってくれた日野下花帆というお日様に彼女がどれだけ救われたのだろうと。

時には梢が浮かれて書いた歌詞と言われてもあながち間違いではないなと。いくら覚悟があったとしても一人で抱え込みながらラブライブ!を優勝するのは無理だと彼女は分かっていたと思います。自分が一歩下がって綴理を立ててまで勝ちを優先してしまう程ですから。

それでも103期で挑んだ全国大会は悔しい結果で終わり、部室でお互いに泣きながら心情を吐き出し、花帆と次こそはと誓うシーンまで活動記録を進めると、乙宗梢の心境と103期スリーズブーケの1年間を歌った歌詞なんだと同時にこの365日は心の深く叫ぶ場所を目指し次に進んだのだと思わせてくれました。

104期生百生吟子加入と私のワガママ

皆さん、予想はしていましたよね?ラブライブ!は基本メンバーが9人以上になる事を。

私はやっぱり9人になるのかというメタ的な考えと正直半年も追ってないくせに104期生加入は嫌だなと当時はマイナスな気持ちしか抱けませんでした。何よりここから活動記録を観る事ができませんでした。

しかしこの間にも蓮ノ空の新曲だけはどうしても気になっており、アンテナだけは立てていると104期Reflection in the mirrorが披露されていました。
曲調が変わりすぎていて困惑しましたが、活動記録を観れば形を変えても続いていくモノがあると蓮ノ空の根幹にある大事な大事な話なのですがこの時はそれすらも受け入れる事が出来ませんでした。
まるで吟子みたいですよね?というか吟子に代弁させてるなと今は理解できるし、だからこそ吟子というキャラをのちに好きになります。

ただここまで変えて歌うのであればHoliday∞Holidayなど花帆と梢の関係を思わせる曲は歌わないのでは?と無駄な考えを持ちながら時間が経つと次は月夜見海月が披露されました。

今までのスリーズブーケの曲の印象と違い、DOLLCHESTRA程ではないにしろ悩んで悩んでそれでも前を向くって歌詞を吟子も交じりながら3人で歌詞を考えたという事を知り、この辺から百生吟子……だけではなく104期生の3人を受け入れられるかもと他ユニットの新曲も聴くとそう思えるようになっていきました。

それでもまだ抵抗というかHoliday∞Holidayだけは……という良くない思想は未だ消えないままでした。

104期Holiday∞Holiday 乙宗梢の心境の変化とラブライブ!優勝 

ここからやっと私の伝えたい事なのですが結論から言いますと、104期Holiday∞Holidayには吟子もいると思ってます。というより私の独断と偏見で入れさせてもらいます。

104期10話から最新話まで観てくれてる蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さんなら共感してくれると信じています。

まず1番の『予想できない1日と君はとても似てる』と『例えるならばジェットコースターを見てる感じかな』の部分ですが私としては梢と吟子の2人が花帆の事を話してるように思えるし、『Don’t stop で私の常識吹き飛ばして君の世界へ連れてって』は104期10話PART4での花帆と吟子のお互いの心境を吐き出しあったやりとりを思い出させますし、何より今思えば署名活動をしセラスを決勝の舞台に立たせるなどの花帆にしか思いつけず実行できない事だなとこの文章を書いてて思いつきました。

2番に行くと『恐怖心が勝って肝心なとこで目を瞑っているこの気持ちを知れば知るほどね臆病になる』は103期までは梢の不安、その事を知った花帆の心境と取れましたが、104期になると伝統は変えずに継承していくモノなのに変わってしまっている、桂城泉に104期生の弱い部分を指摘されるまで仲間に想いをぶつけられなかった吟子の心境でもあるのかなと取れると思います。

そして『息も出来ないほど高まる場所へもう憧れだけじゃなくどこへだって』は間違いなくラブライブ!決勝と優勝ですよね?
そしてラスサビ前からラスサビまではそれこそ104期10話の総括でありこの2年間での乙宗梢の心境の変化、そして104期スリーズブーケの軌跡なのだと。

乙宗梢にとって103期まではラブライブ!優勝が目標でした。それは104期になっても変わってはいません。ただ梢本人からもうそれと同じくらい自分だけの夢ではなく、9人全員が同じ目標の為に過ごした365日がシンプルでありながらも特別な日々だったと本人の言葉で聞けた瞬間私はこの蓮ノ空という作品に出会えた事、ラブライブ!優勝を見届ける事が出来た事を幸せに思います。

まとめ

私はもうこの曲を勝手ながら泣き曲だと思っています。それくらい感情をやられました。

『特別な日が続くように』と歌詞にはありますが、102期の卒業が近づいています。勝手ながらハナムスビの『ずっとここにいられない』に歌詞が続いてるような気もして余計に胸を締め付けられる思いです。

Holiday∞Holidayは曲調がキャッチーでライブだとサビのワイパーやクラップなんてとても楽しいじゃないですか。それでも103期の乙宗梢を思うとちょっと苦しい気持ちもありながら104期は吟子の苦悩とスクールアイドルとしての在り方にたどり着けた3人を思うと変わらず明るく盛り上げる曲なんですよね。

蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さんそれぞれに色んな解釈があると思いますが今ある考えを吐き出してなんとか文章にしてみました。

ここまでお付き合いしていただき、ありがとうございました。
そして蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ スリーズブーケ DOLLCHESTRA みらくらぱーく!の9人のみんな、ラブライブ!優勝おめでとうございます!

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