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ブラジル紀行2024 いよいよレコーディング①

リオに到着した2日後、ついにレコーディングが始まりました。
スタジオは、ラランジェイラス地区の丘を登ってアリセ通りにある
「Lontra Music」です。


オーナーのJoão Ferrazさんは、Mauricio Carriho先生のお弟子さん。

レコーディング初日は、スタジオに行くのも初日、
Uberを使ってタクシーを自分たちだけで呼ぶのも初日。
これがもう…(~_~;)

アパートの部屋で行先と乗車地を入力してセット完了!
車が到着するまで5分以内だったので、配車手配を押す。
すぐに配車完了、となったのでアパートの入り口まで急ぐ。
すると、入り口付近でWifiが途切れてしまい
完了された予約はリセットされて
一から車を探すところまで戻ってしまう。
でも、通信環境が悪いからなかなか繋がらない。
それを何度か繰り返し、やっと再度配車完了!
ポルテイロ(門番)のお兄ちゃんに声をかけて玄関を開けてもらう。

ようやく、車が到着!って表示されるのに、近くにそれらしき車がない。
え?どうして?ってアプリの画面を見ると、
乗車位置をちゃんと自分たちのアパートの住所に指定したはずなのに
全然違うところに変わってる。
そのころはまだ近隣の位置関係がさっぱりわからなかったので、
そこがどこかもわかってない。
車はそんなに待ってはくれず、見つけられないままキャンセルされる。
当然、キャンセル料だけ引き落とされる。

というのを2回繰り返す。

スタジオ入り時間にはもう間に合わない。
仕方ないので、その日は泰子ちゃんが流しのタクシーを拾ってくれた。
でも、この車は大丈夫なのか、ちゃんと目的地に連れて行ってくれるのか、
ぼったくられたりしないのか、と不安でドキドキしながら、
周りの景色を見る余裕もなく、ほぼ全員無言で移動( ;∀;)

ついに、無事にスタジオに到着して、
道沿いまで迎えに来てくれた尚美さんのお顔を見てホッと一息。

実は、10年ぶりにブラジルに行くにあたって
色んな人に治安のこととか聞いてみたのですが、
結構、怖がらせられてたんです。
行く前に同行メンバーとも
ブラジル在住の方と一緒の時はいいけど
自分たちだけで行動するときは、かなり気をつけようね、
と話していました。
リオの街中ではむやみに写真を撮らない、
スマホはなるべく人前では出さない、
目立つ服装をしない、とか。

結局、怖がりすぎてた、ということに
すぐ気づくんですけど。
とにかく、着いて何日間かは異常なくらいビビってました。
今では笑い話です。

そして、スタジオの中に入って
MauricioとJoãoに温かく迎えてもらって
しばし、ハグとご挨拶タイム(^.^)
お二人との写真はレコーディング最終日に撮ってもらったものです。

またすごく長くなるので②に続きます。

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