
山羊座の私が山羊座冥王星時代に破壊されたもの失ったもの
どうしても山羊座冥王星が抜ける前に、この記事を書きたかったんです。
自分の心の整理の総決算といいますか…。
今日は2024年11月13日、今月の11月20日、あと7日で山羊座から冥王星が去ります。
それから248年だったかな?あとは山羊座に今生戻ってくる事はありません。
2008年から、とても理不尽で悲しくて辛い事ばかりが起きて、怒りというものを必要とされる事がかなり多かったです。
大変、重くて暗く悲しい身近な人の死や病気に係わる記事になると思いますので、暗いのは嫌だったり悲しみや怒りをもらいやすい人はここでブラウザバック推奨です。
ただ、私が辛かった時の愚痴日記みたいなものです。
私のイメージが良かったり、そこまで深い付き合いではないという方は正直見ない方が良いし気まずくならない。
未来を見てない記事だから、子どもは見ないようにしてね。
山羊座冥王星時代(2008年~)に起こった事。
軽いところから言うならば、失恋から始まってますね。
・祖母の医療過誤からの植物状態
私は物心ついた時には母方の祖父母は亡くなっており、父方の祖父母しか心の交流というか、そういうものを知らなかったのですが、祖父が骨折→入院からの肺炎で亡くなってから、祖母が元気がなくなってしまい、パーキンソン病で、寝たきりにほぼなっていっていて、だんだんご飯を食べる気力と体力がなくなってきてしまい、胃ろうという、胃に直接液体状のものを入れるための手術をしたのですね。
その点検手術だったかな、そのミスで胃ではなく腸に繋いだらしく、胃ろう用のものを流し込んだら、ショックを起こして心停止してしまいして。
最初に私たち家族は知りようがなかったので、どうしてそうなってるのかわからなくて、父が人工呼吸をして一応、一命を取り留めたのですが、少し遅くて祖母は植物状態になりました。
私たち家族にそこから、そのまま人工呼吸器を外すか、植物状態でも生きてるだけの状態、どちらか選んで欲しいと言われ、家族としての心情は「生きてて欲しい」でした。
生きる事の方が辛いという事を体現してしまうのだろうかという葛藤も、もちろんありました。
人口呼吸器と心電図に繋がれて、その日から1,2週間くらいはどうなるかわからなくて、人工呼吸器に痰が溜まると看護師さんに機械で吸って取ってもらわないといけなかったです。
元々、糖尿病を持ってて手術もしたりしてる父がずっと徹夜で祖母についていたので、さすがに体が心配だったので、私もその時働いていて、2日連休自体が1か月に1回しか取れない仕事先で、自分の誕生日のために2日連休を取ってたのですが、その日は私が病院のベンチで徹夜で祖母について見てたのですが、日付が変わると同時に「自分、2○歳の誕生日おめでとう」と自分に言うという心電図の音を聞きながら、あまりにも切ない誕生日だなと思った記憶があります。
つい日々の疲れでウトウトしてしまった時に、人工呼吸器に痰が溜まるビービー音が鳴っていて、別病棟からの声とは思うのですが、「こら!!」って祖父の声で怒られたと直感的に思って起きたんですよね。
その後、看護師さんに吸い取ってもらいましたが、祖母の近くに亡くなった祖父が来てるのだなぁと勝手に思いました。
その次の日に仕事に行って、どうなるかわからないなと思って職場の人に伝えたら、キレられて、マジで人の心ないんかバケモンかよ、と思ったのは覚えてます。
それから、数日経った頃に、胃ろうの点検手術のミスで腸に繋がっていたので、起きた事だという事がわかって、家族としての心情はもちろん怒りが強くて、弁護士さんにも相談したのですが、病院を訴えてもお金と時間がかかるだけだと言われてしまい、結局泣き寝入りになってしまいました。
また複雑だったのが、植物状態になって山場を越えて落ち着いてから、病院で人工呼吸器に繋がれてないと生きられないので、入院にはなるのですが、そういうところは看護師さんたちに伝えてないのか、伝えてるのか、その階の病棟の患者さんたち全員に「長期入院はどう思いますか?」というアンケートを取ったりする地味な嫌がらせのようなものを受けた事です。
更に悪い事にというか、高校生の時の特別仲が悪い訳でもなかった同級生がその病棟のナースステーションで働いていて、一緒に悪口を言ってるところを聞いてしまったとこです。
私の心情は嫌だけれど、逆の立場からしたら、理解も出来てしまうんです。
働いてるところで、自分の立場が悪くなりたくない。
治る目途の立たない患者の入院は病院として、よくない存在なのだと思う。
この当時ずっと考えてました。
私は?私たちの心は?ミスした側は何も責任を負う事がないの?
どこに怒りをぶつければ良いの?
祖母は、ただ真面目に生きてきてきただけなのに、何故こんな仕打ちを受けなければならないんだろう?
何故私は相手の立場や心ばかり考えて、自分たちの事をないがしろにしてしまうんだろう。
その後、父が一生懸命、他の転院出来る病院や施設を探して、そういう手続きなども大変だし、空いたとしてもかなり待つというような事を言われ、1年かそれ以上か待って転院する事が出来ました。
その時、父は祖母を受け持つ事になった看護師さんに祖母の事は本当に最後まで責任を持って受け持ちますと言われたそうなのですが、毎日の検診もお世話も、本当に亡くなる最期の瞬間も看取って送り出してもらって、祖母のお葬式にも来てくれたらしく、そういう信念を持つ人に助けられて見送ってもらえたのは、本当にありがたかったなと思いました。
祖母が植物状態で寝たきりになったのは3年ほどでしたが、その間に、東日本大震災がありました。
ちょうど私のAscに冥王星が重なった日の事でした。
破壊と再生。
福島県民なので、本震、余震とある中、原発事故もあって、当時、ある事ない事言われ放題でしたね。
祖母が植物状態になってから3年ほどして、祖母は亡くなりました。
仕事で休みを取りにくい中、1週間ほど休みを取ったのですが、1時間以上かかる実家の行き来を何度もしてたり、気を遣ったりストレスで全く休みなかった気はします。
その後、完全に体を壊してしまい、立ち仕事で重い商品の持ち運びなどもしてたので、腰がやられてしまったのと、本当に原因不明の食べ物飲み物の何を口にしても気持ち悪くて動けなくなってしまって、いろいろ病院にも行ったのですが、仕事はもう無理だなって、なってしまって、9年近くは、いじめローテーションが横行してたアルバイトを辞めましたね。
最後の方は、油性ペンで会社の備品に落書きされてたりしたので、悪質だな~と思って、証拠的なものを一応取ってましたが、結局不発でした。
仕事を辞めてから、やっぱり自分のしたい仕事で生きていきたいと思い、漫画を描く体力はなくても、イラストなら描けるかもと思って、フリーのイラストレーターに転向しました。
・父のお酒と病気と死
※若干グロい表現がありますので、ご注意下さい。※
祖母が亡くなってから、2,3年経った頃だと思いますが、父が本格的に糖尿病と高血圧による病気が悪くなってきて、その前の10年の間でも、救急で運ばれて手術→入院は3,4回はあったかなと思います。
元々、お酒飲みで、タバコも吸っていて、脂っこい食事の量が若いころに多かった不摂生がたたって、体を壊すのは早かったですね。
酒太りしてたし。
父方の遺伝ですが、お酒を飲むと怒りっぽくなるので、お酒を飲んだ後の父に近寄りたくありませんでした。
父の死は未だに私の心の整理がついていない事なので、励ましも同情も叱咤も、されたくないんです。
なんだかんだで、今だに触られたくない心の傷になってしまったのだなぁと思っています。
私の心が歪んでるのか知らないけど、本当に誰であっても、何の事情も知らないし、本当に理解する事なんか不可能だし、私になった訳でもないのに勝手な事を言うなという怒りと悲しみと、寄り添いたいという気持ちになんでこんな事思っちゃうんだろうという罪悪感だけ沸いてきて、今でもどうにも出来ない感情と同居している感じです。
まだまだ心が整理できていない出来事ですので、たどたどしかったり、文章がおかしかったりする事が多いかもしれません。
特に親族から亡くなる前まで一緒にいた私たち同居家族を責められるような事が多かったので、より辛かったですね。
父が亡くなる数日前に、剥がれた(厳密にいうと剝がされたですが…。)足の爪から、足の指の壊死が始まっていました。
大きい開腹手術も何回かはやっていたのですが、お医者さんに言われても、お酒を止めなかった事も大きいですが、糖尿病の重症度が高くなっていました。
父は最初は隠していたのですが、足の痛みが強かったらしく、さすがに隠すのは無理と思ったみたいです。
皮膚科からもらった塗る消毒薬を塗ってから、ガーゼを巻いてテープで固定するのをやっていたのですが、一人でやるのは難しいだろうと思い、教えてもらってから、父が動ける日は私が毎日壊死した足の指に薬を塗ってガーゼを巻きました。
心は死ぬほど辛かったですが、一番辛くて痛い思いしてるのは父なのだからと思い、辛い顔は見せないようになんでもない話題などを話しながらやっていました。山羊座冥王星時代は絶対に人前で泣かないを心情に生きてたと思います。毎日、日記に父の足の経過観察を書いて、ネットで調べたり、出来る事は少しでもやろうと思いました。
けど、痛みで触って欲しくないと言った日の次の日から壊死した部分がどんどん広がっていきました。
元々、病院に行く予定の日があったのですが、その前々日くらいから、感染脳症を起こしていて、夜中の3時から病院に行こうとしたり、様子がおかしかったりしました。
次の日に病院に行った時は病院の先生から、最期の入院になると思って下さいと言われました。
「ふとももの血管が石灰化していて、今は壊死した足から心臓や脳にばい菌が回ってない状態だけれど、すぐにでも足を切断しないといけない状態です。けれど、手術するのに○さんの体の方がどうなるかわからない危険性が高いです。なので、手術もできません」と言われ、完全に詰んだ状態でした。
「本人に、もう最期の状態だと伝えますか?」と聞かれましたが、父の心を考えると本人には伝えない方向で家族と一緒に決めました。
病気で弱った人に、「これからあなたは死に向かいます」と言われて、向き合える人って一体、何人いるでしょうか?
感染脳症の方は、すっかり病院での治療で意識がはっきりして、家族全員としっかり話せる元の状態にはなっていました。何も覚えてなかったらしいですが、「お願いします。」とかお医者さんや看護師さんにしっかり言ってたのが父らしいなと思いました。
本当に普通の時と変わらなかったので、安心して喋れました。
きっと、治るだろうなと根拠なく思っていたかったですが、5月30日に自転車でお見舞いに行って、なんでもない会話をして、ジュースや足りない物はないかという話をして、これから雨が降るから早く帰れと言われ、少し休憩してから帰るよと話してから帰りました。
その日の夜中に父は息を引き取りました。
夕方に普通に話をしてたのに。
祖母の時と同じく、植物状態にするか、選んでくださいと言われました。
祖母を見てきた経験があったため、植物状態にする道は選びませんでした。
そういう経緯があったため、今でもお酒を見るだけでも複雑な気持ちになるし、壊死した父の足を思い出して苦しくなります。
完全にトラウマですね。
特にほぼ毎日直視して薬を塗ってたりしたのは家族でも私だけだったから。
他の家族がもちろん何もしなかった訳ではないです。
父のような人を見ると勝手に涙が出てきてしまうし、人と関わるのが苦しいなと思う事も多々あります。
同年代の人が経験している事とも違いすぎるし、自分だけ異空間にいる気分になる事もあります。
亡くなってから数年は経ちますが、当たり前のようにもう過去の事なのだから、いい加減、自分の人生を生きなければならないという事を突きつけられるとあの時の自分の心が何も報われない気持ちが拭えなくて辛くなって、進まなければならないのはわかっているのに蹲りたくなるような気持ちになります。
けれど、自分でも自分の心を上手く言えないし、暗い話にしたくないし、触れられたくないから、また何でもないように装ってしまいがちです。
父が亡くなってからの数年、家庭の中もぐちゃぐちゃだったし、お金がない事でも揉めたし、別に死にたい訳ではないけれど、消えてなくなりたいなと思って山に行ったりしたのも1度ではないです。
そんな心持ちで過ごしてた中、去年の6月の山羊座冥王星が行ったり来たりしてる時に、母も生死を彷徨うような状態に急になって、原因も最初はわからない珍しいもので、2か月入院してから、ちゃんと帰って来てくれたのが救いでした。
たぶん、その1年前に自分がそんな夢を見てるのも若干ゾッとしました。
退院時には体もだいぶ良くなって、いろんな人と会ったのが最終的に母には良い刺激になって帰ってこれたのは複雑ですが、本当に良かったです。
冥王星は破壊と再生がセットですが、私は私の未来を諦めて生きるようになってしまいました。
諦めると言っても、私が私であるための譲れないものはたくさんあるのですが。
最後の山羊座冥王星入りは、自分の体に来たのか、冥王星が巡行になった途端に家庭内で嫌な事が起きたり、急に左耳が聞こえなくなって急性中耳炎になったり、耳鼻科に行ってその治療のための薬を飲んだら薬疹が酷く出たり、20日まで、つい日付を数えてしまうほどには影響を考えてしまいがちです。
キリは悪いような気はしますが、特におもしろい訳でも上手な文章な訳でもない私の自分事のお話に付き合ってくださり、ありがとうございました。
まだ山羊座冥王星時代の辛い事から抜けられていない、活動宮すべての人の何らかの心の救いに少しでもなれたら、幸いです。
少しでも良い方向へ、向かっていけますように。