📕同志少女よ、敵を撃て!
初noteです!
どうにか、感想を書きまとめるところを
探していて、ようやくnoteを始めました。
同じ本を選び、感想をシェアし合う
読書ランを始めてます
日本に住む父と(^^)
私はシンガポールに結婚で移住してきました
今年は6年目。
同じ読書好きとして、
離れていても同じ本を読み
同じ本の旅を楽しめるのは素敵なことだなぁと
しみじみ感じています。
📕同志少女よ、敵を撃て!
逢坂冬馬
2022年本屋大賞
これは父が選んでくれました。
自分ではなかなか選ばない本!
ロシアとドイツの第二次世界大戦の、
女性兵士たちのお話し。
普通の女の子が、家族の仇を打つため、
訓練によって兵士になっていく。
女性を守るため、
家族の仇討ちのため。。。
戦争によって歪められた平和な日常や
正常な精神がぶつかり合う
それぞれの国の正義がぶつかり合い、
最前線の人を殺し合うという事実の裏には、
それぞれが強い戦うための目的があった
戦争で、決して終わらない憎しみや矛盾、
憎しみが連鎖して殺が生まれる事実を
戦争は悲惨だ
という言葉を使わずして、
殺し合いを正当化する異常な世界
一人一人のキャラクターの心情や
どうしても矛盾し続ける主張を通して
伝えてくれている
これが、本当に世界で起こっていて、
より複雑で数えきれない
無数の人生があったこと、
今もあることを
同じ、大切な日常や人を
守りたかっただけ
その事実を忘れてはいけない
平和に感謝しつつ、
周りの人を大切にできる自分、
自分の心を大切にする自分で
ありたいと思った
現代小説として軽やかな主人公たちの
言葉を使いつつ、
考えさせられる本でした📕
ぐーっと、つらい戦争を体験するような
主人公たちを身近に感じるようなを
非日常を味わうのにオススメです
私は電車の中でKindleで読み、
なかなか不思議な感覚でした
久しぶりの小説、はまりました!