見出し画像

初めての民泊の収支計画をどう書く?

私が公庫で民泊の創業融資を受ける際に、最も重要だと感じた資料は次の3つでした。
①創業計画書(日本政策金融公庫の指定ひな形)
②創業計画の補足資料
③収支計画書

①の創業計画書はエクセル1Page分の情報ですので、記載出来る量がかなり限られておりました。
kaigyou00_240401a.xlsx

様々な詳細の分析や計画を述べるために、私は②の創業計画の捕捉資料をパワーポイントで作成し提出しました。

本日の本題は③の収支計画です。
普通のサラリーマンだと、収支計画なんて作る機会なかなかないですよね。
いかに説得力を持って、楽観的ではなく達成可能と思われる収支計画を作るかは、民泊未経験の私にとっては大きな難関でしたが、MBAを取得した際に勉強した会計の勉強が始めて役に立ちました(笑)

収益の部分では、宿泊単価設定、想定稼働日数、想定滞在日数の数値が絶対的に必要ですし、支出の部分では電気・ガス・水道などの光熱費はもちろんのこと、清掃の総費用はゲストの滞在期間によって異なる事を考えたり、固定資産税、保険、OTA手数料、wifi代、修繕・設備入れ替えの積み立てなど様々な点を考慮し、作成しました。

自分の民泊ビジネスにおいて、何を変動費・固定費に分類すべきか?などはネットにも乗っておりませんし、月に何泊分のゲストの宿泊があれば損益分岐点を超えていけるのかを算出する事で、実際に利益が出るためための最低ラインのイメージを持つことが出来るので、大変でしたが、とても楽しかったです!

宿泊単価や稼働日数の算出は、近隣かつ同等の収容人数の民泊物件の実績があると、非常に説得力が増しますよね。ただし入手するのが困難だったりしますよね。
近隣物件の実績の入手方法は下記があるかと思います。
①:近隣の民泊物件の平均宿泊単価や稼働日数をAirbnbなどで推定する。(稼働日数は算出しづらい。)
②:近隣の民泊物件のホストと仲良くなって実績を教えてもらう
③:当該エリアの代行業者さんに実績を教えてもらう

どんな方法でも、融資を得るためには、収支計画に説得力を持たせ、民泊ビジネスが成功する可能性が高いことを、公庫の担当者に理解してもらう事がやはり重要ですよね。民泊を何件も経験している人にとっては当たり前の情報かもしれませんが、これから民泊を始めて融資を受ける方の何かの参考になれば嬉しいです(^-^)v

もし私の作成した創業計画書や説明資料、別途作成の事業説明資料や収支計画書にご興味があれば、有料となりますが、それでもよいと言う方は下記にご連絡ください。

bestri114@gmail.com

本日は以上です!


いいなと思ったら応援しよう!