体外受精 自己注射 太ももに打つ勇気がない

試練の自己注射3回目


元来怖がりの私に試練がやってきた。
ゴナールエフの投与は計4回。毎日違う部位に投与してくださいとのこと。左右のお腹に注射してしまうと、残る自己注射できる部位は左右の太もものみだ。

怖すぎる。

私のお腹は十分過ぎるくらいの脂肪に覆われているから、なんともなかった。でも太ももは太いと言っても結構筋肉が近い気がするのだ。朝、針をセットしていざ打つだけになっても、どうしても刺すことが出来ない。こうなったら私のメンタルはおしまいだ、やれ「お腹のときと打つ角度が違う」「最近筋トレしている」「足がしびれて動けなかったら事務所に行かれない」etc.etc….

夫よ・・・


お腹と太もも以外で接種可能な部位は、二の腕の裏あるいはお尻である。そうだ、私の腹の次に立派なのは尻である!ただ、腕とお尻は「ご家族に打ってもらう場合」である。
そんなことで踏みとどまっているヒマはない。寝室で寝ぼけている夫に「お尻に注射して!」と頼む。
人の体に医療用の注射を打つなんて家族だろうと友達だろうと私ならひとしきり大騒ぎしないと出来ないと思うが、ここはさすが現実主義の夫。サラリーマンの夫は何の躊躇もなく、わかった、と言って「後で揉めたくないから打つ場所を指さしで教えてください」と言った。合理的なこと、異国の人のようである。簡単な口頭説明と動画の確認でちゃちゃっと注射完了。いつも通り、接種後の違和感はあるが、注射そのものは全然痛くない(個人の感想だけど)。太ももの自己注射が怖くて、ご家族・パートナーと同居されている方は、おしりがおすすめ!

いいなと思ったら応援しよう!