【PTA】ユルい雑談会を開催しました
どうも、イリエモンです。
いままでPTA活動をしたことがないのに、今年度から都内の公立中学校でPTA会長をしています。
PTAのアレコレをこのnoteで報告します。
ユルい交流の場としてのPTA雑談会
中学校の学校公開の日に、PTAの「雑談会」を初めて開催しました。
この雑談会はかなりユルい企画でして、冷房がついた学校の会議室を借りて、入口を開けっぱなしにし、一応テーマを高校入試と決め、来た人でワイワイ語りましょうという会で、途中参加も離脱もOKです。
校長先生にも実施する旨を事前共有しました。
事前に副会長が高校入試経験のある保護者2人ほどに声掛けしてくれて、1週間ほど前に会員向けの一斉配信メールにも案内はしましたが、あとは出たとこ勝負という会です。
結果は、延べ10人以上の保護者が参加してくれてかなり盛り上がり、1時間の予定がそのまま終わらず2時間くらい話をしていました。
雑談会の参加者
参加者は、半分以上が上のお子さんの時に高校受験を経験した方で、大学生のお子さんがいる保護者も参加してくれました。
その他の参加者は、いま第一子が中学生でこれから初めて高校受験に臨む方々で、2年生の子供をもつ保護者が大多数でした。
当日の話題は、いま高1のお子さんを持つ保護者の体験談から始まり、高校選択の考え方や普通科と専門学科の違い、推薦や併願優遇などの入試制度、塾に通い始めるタイミングやその効果が表れるまでの期間、子供が進路選択に前向きになっていないときに親はどのようにサポートできるかなど、リアルな話題が中心となりました。
受験未経験の保護者の質問に経験者が答えたり、経験者も下のお子さんがこれから受験する親でもあるので、お子さんの様子や悩みを話したりと皆さん積極的に対話が生まれました。
イリエモンとして興味を引いたのは、
今の高校受験は保護者世代の時とは全く異なっているので自分たちの経験を基にしてはいけないこと
第二志望の学校はしっかり選ぶべきで行かない前提で考えずに選ぶと、その学校に行った時のモチベーションが続かなかったり、逆に第二志望の学校で成績上位となったこと
推薦のために中学校から高校への書類提出が必要となったが、担任の先生が慣れていなくて提出が危なかったこと
などの話題でした。
大学生をもつ保護者からは、高校での大学の指定校推薦の話なども聞けてもう一歩先の進路の様子も伺うことができたのも良かったです。
雑談会をやってみた理由
元々雑談会は、PTA総会で「過去のPTA活動では学校の様子が分かったり保護者間の交流できたりすることが有益だった」との参加者からの意見から、気軽な交流の場として試行的に始めてみた企画です。
他方PTA総会にて、中学生になると親が学校に来ることを拒否するお子さんも多いため「わざわざ子供が体育や実験などで教室を開けている時間帯に教室へ行って子供の作品を見ていた」という保護者の話を聞きました。
この雑談会を「親が公開日に学校に来る理由」としても使ってほしいという思いもあります。
今後も学校公開日に雑談会を開き、まずはこのような会があることを保護者に知ってもらって、気軽な交流の場として活用してもらえるようにしていきたいです。
雑談会のテーマ
今後の雑談会も、会の趣旨を分かり易くする目的で、当面の間はテーマを設けるつもりでいます。
テーマは、公立中学校の保護者の多くが興味を持ってくれるものを選びたくて、その第一弾が「高校入試」でした。
今後のテーマは役員と相談していく予定で、イリエモンの候補としては「反抗期」「塾や家庭学習」「スマートフォン」などを考えています。
少し突っ込んだところでは「性教育」もテーマになりそうです。
蛇足ですが、高校の場合は「お弁当」の話題が盛り上がったなんて話を聞きました。
参加者にフィードバックをもらいながら色々なテーマを試していきます。
雑談会の反省と今後
参加者からは「いつもやり取りする仲の良い保護者からの情報とは違う視点の意見が聞けて大変参考になった」との感想をいただくなど、ポジティブな反響を多くいただきました。
改善点はシールなどでお子さんの学年とお名前を書いた「名札」をつけてもらえば良かったなというところですかね。
引き続き、気軽な交流の場を続けて、口コミで先生も顔を出してもらえるようになればと思っています。
学校公開の日の開催なので授業もあって、いまのところ先生には参加をお願いしていないです。
あっ、校長先生は外部向けの行事があってお忙しい中、様子を見に来ていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、またっ!