大人も子供も要注意!水の事故を防ぐために!
夏だから水辺が恋しくなります。
キラキラと輝く透明のせせらぎを、じゃぶじゃぶと搔き乱したくなっちゃいますね。
でも、ちょっと待った! 気を付けねばならないことがあります!
ここでは主に川遊びの危険性、注意点について触れています。
何も心構えを持たずに危険に触れるより、例えわずかでも
「あっ、そう言えば・・・」と行動を戒める材料があるのとでは雲泥の差です。
こんな私も小学生の時に田んぼの井戸に落ちて、沈んだ水中から水面を見上げるという恐ろしい体験をしました。
落ちる時は一瞬です。「あっ」の次はゴボゴボと水の中で宙返りし、見上げた方向が明るい水面でした(これが不幸中の幸い一つ目)。
<愚かだったこと>
亀を捕獲する網を仕掛けるのに夢中で、井戸を背にしていました。
くるぶしあたりまでの雑草が茂り地面と水面との境界を把握できず、足場を確保できていませんでした。
<救われたこと>
近所の幼馴染みと一緒に遊んでいましたので単独行動ではなかった(不幸中の幸い二つ目)。
竹竿の虫取り網を差し向けてくれたのを掴んで手がかりにできました(不幸中の幸い三つ目)。
<自身を守るための最低限の約束>
①川や池、井戸に背を向けて遊ばない。
②水辺周辺の斜面部分は歩かない。
③草木で足元が見えない川辺は歩かない。
④自分の足の指さきが見えなくなったら引き返す。
⑤水面は脚のくるぶしまでが安全の目安(膝下は既に危険がいっぱい)。
⑥万が一に備え、ウエストポーチやペットボトルフォルダーに空いたボトルを入れておく(小さくても浮きものがあれば時間を稼げる)。
行楽道中の道路、行った先の水辺(海辺や川辺)、高原や山岳、何処でも何でもそうですが、油断すれば大きな危険として返ってきます。
せっかくの楽しいひと時を大満足で終わらせるために、事前に少しだけシビアな話しに触れておきましょう。
心の準備が必ずや私たちの行動を助けてくれることでしょう。
夏休み、長期休暇。事故なく最高に素敵な思い出作りができますように。