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いざという時でも、美味しいご飯を食べるための準備
災害になる前に親しんでおきたい調理法のひとつがポリ袋料理。
その中でも総合栄養食といわれるご飯が炊ければひとまず安心できます。
色々な投稿記事を読ませてもらいながら
気になることも出てきたりで
自分なりに思いつく範囲で実験し、
記録を取ってみることにしました。
これは私の中で今後の基準になる第一回目の記録です。
まず最初のポイントは、非難している時には無さそうなものをどうカバーするか。
例えば
・計量カップや量りは無いかもしれないので、手にできる器を使った目分量に慣れておきたい
・キッチンでは口に入る料理以外の水は極力使わない方向で考える
・洗い物を出さない
・時間をかけない など。
では記録スタートです。
①スタート前のカセットコンロ用ボンベの残量チェック
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170608997/picture_pc_b875e08f506befb5c438ea409141c414.jpg?width=1200)
②無洗米 無洗米用軽量カップ3/4
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170609236/picture_pc_4b4287e15e4922ee63c83af4aa6d0e75.jpg?width=1200)
このお茶碗の深さの半分ちょいくらい
③米用の水 無洗米用軽量カップ1カップ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170609542/picture_pc_a46f567038d0b6474a920b9a8f7f0a29.jpg?width=1200)
④アイラップ(加熱調理okのポリ袋)に米と水を入れて空気を抜きながら(捻り上げていくと簡単)上まで行き、なるべく上の方で、開ける時に手で解ける程度のキツさで一つで縛る
※写真撮り忘れました😅後日追加予定
ポイント①破裂防止に空気をしっかり抜く
ポイント②なるべく上の方を縛る
ポイント③開ける時にハサミを使わなくていいように指で開けられる程度のキツさで縛る(キツ過ぎると開けられない、緩過ぎると途中でほどけ水が入ってしまう)
⑤圧力鍋に最大量の線の1、2cm下までお水を入れる
使用した圧力鍋:容量3.0L /作動圧力80kpa
入れた水は1.5Lでした
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170611683/picture_pc_aea4966cc53b24a14be7eb24b9f71fee.jpg?width=1200)
⑥ ④で作った水と米入りのポリ袋を⑤の圧力鍋に入れる
⑦蓋をして重りをセットして火をつける
火加減:強火(鍋底からギリギリ炎がはみ出ない最大)
圧力の重りが回リ始めるまで強火
※実際、1月の暖房あり室内(ファンヒーターの室温表示は14度)の状況で12分で重りが回り始めました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170611369/picture_pc_6c076d6e3890ed445e8abe87d8f1f936.jpg?width=1200)
後半2分はもう少し弱火にしました
⑧圧力鍋の重りが回り始めたら弱火にして5分加熱
圧力鍋の取説の通り
⑨火を消して圧力鍋の圧力ピン下がるまで放置
実績: 下がるまで15分かかりました。
⑩圧力ピンが下がったらフタを開けて、火傷に注意しながらポリ袋を取り出し、ポリ袋の口をあけて、湯気でビチョビチョにならないように箸を使って丁寧にほぐす。
箸で穴を開けないように注意して天地も返す。
ポイント①消して外から手で揉まない
ポイント②ほぐす時にヘラを使わない
いずれもベチャっとするのを防止するため
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170625393/picture_pc_c9cf53ba514b108028683aeb22752514.jpg?width=1200)
(11)使用ガス: 41g
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170613337/picture_pc_6fe4dc47fcd7729f57e9a71dfc0c362d.jpg?width=1200)
(12)気になる結果
できたご飯の量は約245g(ポリ袋に貼り付いて、袋を破らずに最後までは取りきれませんでした)
少し硬めで私のいつも食べている好みの感じ。
あとこれはポリ袋炊飯に関わらずですが
炊飯器や鍋で炊くよりもモチっとするのが特徴で好みの分かれるところかなと思います。
今回のご飯はポリ袋に入れず普通に圧力鍋で炊いた時のご飯と相違ないモチっとした感じでした。
避難中に食べる時は、特に洗い物を出したくないので、
袋を開けたらポリ袋ごとお皿にのせて、
周りにつかないように縁に被せれば何度も同じお皿が使えます。
圧力鍋のお湯は何度でも使いまわせ、
蒸発などで減ってきたら足していけばよいのは良い具合です。
ネットの色々な記事にも書いてありましたが、
量を増やしたい場合には、一袋に入れる量を増やすのではなく、成功した分量のポリ袋の袋の数を増やすのがクオリティを維持するポイントだそうです。
今回は無洗米を使用しましたが、無洗米ではないお米の場合は洗ったほうがいいのか問題に関しては、普段から両方を使っていて、研ぐのを忘れて炊いてしまっても全く気づかない私からすると洗わずとも大丈夫と思われます。が、
これも味覚や臭覚は人それぞれですので、ご参考程度にお読みください。
今回はさらに時短の試みとして以下を取り入れました。
①炊く前の30分浸水の工程を省き、すぐ炊き始める
②トータルの加熱時間短縮を目指して圧力鍋を選択
①は大成功でした。30分短縮は大きい!
②は普通の鍋との結果と比較しないとなんとも言えないと思われます。
結局のところ準備完了から食べられるまでのトータル時間は35分
・火をつけて圧力鍋の重りが回り始めるまで15分
・加熱5分
・圧力ピンが下がるまでに15分
普通の鍋で今回と同じ工程をふみ、美味しいご飯が炊けるのかを近々に試したいと思います。
とりあえずポリ袋で美味しいご飯を炊ける手段を1つ身につけられてホッとしました。
今後試したいこと(思いつき)
・何品かのおかずとの同時調理
・長期保存が可能な缶詰や乾物を使ったおかずを増やす。
・普段の食生活の半分程度をポリ袋調理で賄えるのかの検証
最後までお読みくださりありがとうございました!
他の料理も同時に調理できるので