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人事をより効率的に行うRPAの活用 利用者の立場から(その1)
みなさんこんにちは。よこちょうです。
いつも思う事ですが、2月って28日しかなくて、あっという間に過ぎていくような気がしますよね?
今日は12日ですが、ほぼ半分が過ぎているといっても良い状況。そんなこんなで2月はあっという間に過ぎ去り、3月になると慌ただしく年度末、学生さんは卒業シーズンとなります。
とにもかくにも、身体には気を付けて頑張っていきましょう!
さて、弊法人では、業務効率化についてのご相談もお受けしておりますが、実際に弊法人内においてもChatGPT/RPAを利用しております。
私自身もRPAをこの事務所に入って初めて触れてみて、その可能性を実感しております。
その実体験を踏まえ、今回から(何回になるか見通しはしておりませんが(笑))、少し毛色を変えて、IT系の話を綴っていきたいと思います。
まずは、現在私が実際に活用(までは行ってないかもですが。。)しているRPAについて、雑感も含めて書いてみたいと思います。
生の声として、ご検討されている皆様の参考になればと思います。
【弊法人で利用しているRPAのご紹介】
弊法人では、Robo-Patを利用しています。以下が製品ご案内のURLです。
細かい説明は、実際にホームページ内のご説明をご覧いただきたいのですが、ホームページに上がっている文書をそのまま記載してみますと、
日本型DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する切り札です
日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を力強く推進
「目」で見て「マウス」と「キーボード」で操作することは『全てできる』
RPA導入による「生産性向上」を実現するサポート
とあり、実際にうまく活用できれば、ホント素晴らしいと思います。
ただ、これを活かすも殺すも利用する側の意識次第と思うのは私だけではないはずです。
では、実際の体験に基づいた雑感を色々と記載してみたいと思います。
【そもそもRPAとは】
実は(大変お恥ずかしい話ではありますが)、私はIT業界に35年以上いるのですが、このRPAという言葉を今の職場に来る前まで全然知りませんでした。。。
ググってみると、SCSK様のIT用語辞典に以下の説明があります。
RPAとは、”Robotic Process Automation”の略称。人間がPCを用いて日常的に行う一連の作業を、AIなどの技術を活用して自動化するソフトウェアロボットを指す。人手を介さず高速かつ正確に事務作業が実行できるため、生産性向上や人手不足の解消といったメリットがある。(SCSK様 IT用語辞典のページより引用)
この説明はまさにピッタリだと思うのですが、そんなに難しい概念ではない事が分かると思います。
日常的に行っている「定常的」作業が結構ある
その作業が単純作業で手間がかかるにも関わらず、時間がかかる
作業時にミスが生まれる可能性があり、かつミスの影響が大きい
担当者の本来発揮すべき能力が活かせない/賃金に応じた生産性が実現できていない
といったお客様には、RPA活用により大きなメリットをもたらす可能性のあるものと思います。
【弊法人での導入目的】
そもそも、弊法人は社労士事務所。ITの文化とは真逆にある業界のように思えます。おそらく世間からも紙文化が残る業界と思われているような気がします。
しかしながら、以下の状況を改善するため、そしてその経験をお客様にお伝えできるようにと、株式会社FCE様のRobo-Patを導入してみることに至ったようです。(実は私は導入決定後に入社しましたので、既にあった状態から取り組んだ次第です。。)
定常業務が本当に多い
弊法人で顧問契約をお受けしているお客様からのご依頼内容は多岐に渡りますが、弊法人でベースとして取り扱っている人事管理ツールに基づく作業は定常作業(つまり決まった作業)がとても多いです。特に書面でのやり取り(アップロード/ダウンロード関連)は、当然各お客様毎に行う必要があり、一括で行うなどの作業ができません。
こういった場合、生産性を上げる手段をなんらか検討しないと、お客様が増えると作業が増え、人員(マンパワー)が必要となる状況が生まれてしまいます。ミスが許されない
弊法人は人事業務を請け負っておりますが、給与計算や助成金申請など、特にお金を扱う業務においては当然ミスが許されません。
人手で入力(転記)などの作業を行う場合、ミスがないようにダブルチェックなどの手間が余計に掛かり、こういった作業が増えることでマンパワー、生産性に大きく影響します。より生産性の高い仕事ができるような環境作り
上の内容にも重なりますが、単純作業を自動化して減らすことができれば、従業員の作業の質をより高くすることができ、生産性が上がります。
また、改めて一つ一つの業務を見直すことで、その必要性/重要性などの判断ができるようになるかと思います。お客様へ経験をお伝えする事ができる
弊法人では、お客様の業務効率化をご提案することもございます。その際に、実際の体験を基にITツールを使って業務の効率化をご提案できるのではと考えました。
今回、Robo-Patを使ってみて、本当にいろいろなメリットを感じる一方で、試行錯誤もあり、こういった体験を基にお客様にお伝えしたいことも目的の一つになりました。
【RPA導入の障壁となりうる要素】
RPAに限らず、ITを活用して生産性を上げようとする場合、障壁となる要素として以下のようなものがあるかと思います。
費用/コストパフォーマンス
技術的な壁(ツールの習熟ができない)
作業時間(忙しくて時間が取れない)
周囲の理解(導入に反対のメンバーの存在)
業務の課題設定など、リーダーシップが不在
個々の課題についての説明は次回以降に譲ろうかと思いますが、本質的な業務部分の評価や、対象ツールの習熟したうえでの適合分野評価など、考えるべき事は多々あります。
単純に入れればすべてが解決するといういわば「魔法の杖」は存在しません。導入側にもそれなりの覚悟が必要である事はご理解いただければと思います。
【私のトータルな評価】
ビジネスにおいてはまず結論から述べよという言葉があります。というわけでまずは今まで使ってみての私の評価ですが、
一言、「素晴らしい!」 と思います。
おそらくRobo-Patは多くの企業で活用できる優れたツールだと思います。
IT業界に長く存在した私にとっても、「この商品(サービス)売りたいな」と思わせるモノですね。
で、じゃあどうなんだという事になるかと思うのですが、誠に申し訳ありませんが少し長くなりそうなので、続きは次回という事で。
申し訳ありません。m(__)m
いかがでしたでしょうか。
社労士法人 JOYは人事労務、働き方、退職金関連に加え、今回話題として取り上げました業務効率化など、さまざまなご相談を承っております。
相談先などお困りでしたら、ぜひお問い合わせください。
次回もぜひお楽しみに!