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速記教室【初級:Lev.1-17】五十音:や行補講


先回までの復習


皆さん、こんにちは。今日も楽しく速記を学んでまいりましょう。

まずは先回の復習から。あ行、か行、さ行、た行、な行、は行、ま行、や行と進んできましたね。

いつものように少なくとも紙1枚ほど準備運動をして運筆がスムーズになったら、あ行からや行のそれぞれの文字を何度か書いてみてください。



「やま」と「よこ」、忘れていませんでしたか?


それでは、今日は や行をじっくり練習していきましょう。

前回の課題の解答例


その前に、前回の課題の答え合わせです。

皆さん、不明な箇所はありましたでしょうか。以下にお手本を書いてみましたので、見比べてみてくださいね。



一応、最も書きやすく読み間違えにくい書き方が研究され、テキストになっているのですが、それと全く同じでなくとも、自分が読めればそれでいいので、気にせずどんどん練習していきましょう。



や行例題


今日は、読む練習をしていきますよ~。

まず、以下の速記文字を読み返し、どこかに国字で書いてみてください。


前半です。



いかがでしたか? スムーズに読めましたか?

「や」と「よ」と「やい」から さ行へは、変規になるんでしたね。ほかにも、た行の変規が何カ所かありましたが、読めましたでしょうか。

長さ、向き、小円の有無。正規か変規か。前字との兼ね合いでゆり継ぎ、ゆり上げ・下げになっていたり、くるっと円になっていたり。そんなところに気をつけてじっくり読めば、皆さんなら間違いなく読めていると思います。

では、答えと照合してみましょう。


「やきもの」、「やきたて」、「やきもち」、
「やくに/たたない」、「よこしま」、「よこすか」、
「よこむき」、「やさき」、「ゆきよけ」
「ゆくすえ」、「やしきまち」、「やすうけあい」、
「よそみ」、「よしたまえ」


照合し終わったら、間違えたところを確認しつつ、自分が書いた日本語のほうを見て、それを速記文字で書いてみましょう。

何度も書いている文字は、だんだん書きやすくなってきますね。



それでは、後半です。

自分でも紙に書きながら読んでみてくださいね。



文章になっていないので、単語ではわかりづらかったかもしれませんが、うまく読めましたか。

単語が長くなればなるほど、次の字をどう書くかを考えながら前字を書かなければいけないので、慣れるまでは余計時間がかかるように思うかもしれません。でも、一度身体化されてしまえば、漢字を書くよりも、ましてや平仮名や片仮名を書くよりも簡単に書くことができますので、焦らずじっくりと取り組んでまいりましょう。

では、答えです。

「よせあつめた」。「ゆかた」、「よち」、「よてい」、
「まつやに」、「やねのうえ」、「よは」、「しや」、
「すこしも/やましくない」、「やまやき」、「よこみち」、
「ゆのみ」、「よあかし」。「よいやみ」、「かよい」、
「すみよい」、「ふなよい」


自分で書いていて、長さが十分でない、角度が十分でない、ほかの字と読み間違えそうだなと思うところは、重点的に練習してみてくださいね。


それでは、今日はここまでといたしましょう。次回は、ついに ら行ですよ~。

レッツエンジョイ速記文字!!

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