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現在編|夫の育休の話
・現状
この半年ほど、私は育休を取っていて悠々自適…とても貴重な日々を過ごしています。もちろん最初の3ヶ月までは毎日寝不足で辛かったのは言うまでもありませんが。
でもこの育休、私だけが取っているわけではないのです。
時代の流れとは凄いもので、夫も同じ期間育休を取ってくれております!!
・育休制度|これまでのざっくりとした流れ
昔は大家族で祖父母も育児に関与していましたが、現在は核家族化や女性の社会進出により、介護・育児が困難な状況かつ少子化が進み、仕事と育児の両立をはかる目的で、1992年に導入されたのが始まりです。が、わずか10%にも満たなかったようです。理由は、妻が専業主婦だから取らない、無給だと生活ができなくなる、周囲の理解が得にくく評価にも関わる、などだったようです。
現在は2021年に育児介護休業法が改正されて2022年に「産後パパ育休」(女性の産後休暇にあたる、子が生まれてからの8週間のうちに取れる育休のことで、通常の育休と比べて柔軟さが売りのやつ←ざっくり笑)が制定されました。2025年4月からは育児介護休業法がさらに改正されて条件緩和や対象者が拡大されるみたいですね!
・パパ育休のメリット
そんなこんなで、時代の流れに乗って夫は約半年の育休中です。
夫婦同時に育休を取るメリットは、なんといっても楽なこと!ワンオペだったら今頃……なんて思うことが多々ありました。例えば、夜間対応、睡眠時間の確保、自分のトイレ、沐浴やお風呂、大量のうんちなど、2人だと心に余裕を持って子どもに接する事ができ、楽しく育児してこれました。
さらに最大のメリットは、子どもの成長を間近で見て2人で瞬時に共有しあえることです。生後1ヶ月頃、寝不足の中、子が初めて笑ったときを見逃さず夫婦で喜びあったあの日の朝はずっと忘れないでしょう。
・夫の育休、どんなもん?
一言、めちゃくちゃ良いです。
特に産後一番大変な新生児期の1ヶ月間は、お互いにはっきりとした記憶がなくなるほどの寝不足で、数時間前のことが今日のことだったのか、昨日のことだったのか分からなくなるほどでした。私は授乳と寝かしつけで毎日1-2時間睡眠の断眠生活で、下ばかり向くために首が痛すぎるし、股も裂けてるからはっきり言って当直よりハード。夫は家事担当で授乳以外のことを全てやっていて、夜も子どもの泣き声で眠れていませんでした。ただ、ワンオペでないのでずいぶん楽だったと思います。世の中のワンオペママさんたちが凄すぎるなと尊敬しかないです。
最初の2ヶ月はあまり記憶がありませんが、いかにして子どもを素早く寝かしつけられるのか、より長時間寝てくれるのか、を考え続けてトライアンドエラーの日々でした。夫の観察眼の鋭さに驚いたこともありました。3ヶ月頃からは睡眠が安定して夜も寝るようになってからはかなり楽になり、今に至ります。
以上、今回は夫の育休めちゃくちゃ良いよ、オススメだよっていう内容でした。
ただ、夫が会社員だからこそ取れた育休。夫が医者だったら絶対無理でした。医者のブラックさ、ほんとにどうにかならないものでしょうか。
今日はこの辺で。
ご覧いただきありがとうございました。
次回は過去のお話をしようと思います。