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Photo by
satomigoro
一握の生きにくさ
ずっともやもやしていた。
正社員という働き方を辞め、今の派遣保育士とパート保育士を始めたこと。
親からの理解は当然のように得られなかったし、応援しようとしてくれたのは旦那だけで。少し変わったことをしている私は、友人からなんとなく線を引かれているように思う。
正しさと、不確かさと、常識と、に、板挟みになる感覚。どんどん息をできる場所がなくなるような。そんな感じをひとりで味わってる。
もやもや、というか、本当に私はこの選択をしてよかったのか、みたいな疑問に四六時中悩まされていた。
凝り固まっていた想いを溶かしてくれたのは、意外や意外。旦那の友人だった。案外、簡単に溶けて柔らかくなるものだと驚いてる。
消えてなくなるわけではないけど、私はまだまだ一握の生きにくさと一緒に生きていけるような気がした。
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